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TOP Page > 嘘つきは妹にしておく

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言ってくれないけど、そういうとこも好きだよ【HURTLESS/HURTFUL】清水マリコ このエントリーをはてなブックマークに追加

HURTLESS/HURTFUL 清水マリコ久しぶり清水マリコの新刊です。
設定はいつものある日突然現れた女の子ながらそこは清水マリコ節。
主人公は高校生と若いのに、どうしてこう喪失とか過去とか、清水マリコは若者を使い若者にそぐわない話を書くのか。
そして、それが見事にはまるのか、不思議好きの作家ゆえにか不思議でしょうがない。
前提が突飛なのに、関係の距離感、結局他人なんだからワカンネ、って冷然としてるのよなあ皆。
だからそうじゃなく熱くなる人物がいると、他の娯楽作品だと肯定的な要素なのに、この作品ではむしろ否定的。なのに主人公の夢中だけはどうしても、と思わせられる。
そこはやはり、嘘つきは妹にしておくからも認められる人物のやりとりがあるからこそかな、とも思います。

Tags : 清水マリコ 小説 ライトノベル MF文庫J HURTLESS/HURTFUL 嘘つきは妹にしておく

未分類 [ 2009/03/11 22:31 ]

女の子の嘘は最高だ『嘘つきは妹にしておく』嘘シリーズを読む このエントリーをはてなブックマークに追加

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J) 清水マリコ toi8君の嘘、伝説の君 (MF文庫J) 清水マリコ toi8侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J) 清水マリコ toi8
女の嘘は最低だけど、女の子の嘘は最高だ。
清水マリコの著作、不思議が主題の『嘘』シリーズ3部作
  1. 嘘つきは妹にしておく
  2. 君の嘘、伝説の君
  3. 侵略する少女と嘘の庭
を読みました。
3部作と言っても、それぞれは1話完結で主人公もそれぞれ異なり、どれだけを読んでも楽しめる構成になっています。
嘘つきは妹にしておくの慷概は以下。
ある日、主人公・ヨシユキのカバンの中に、見覚えのないものが入っていた。それは、ほとんどのページが真っ白な、おかしな本。「その本はね、あるお芝居の脚本なの」突然現れた女の子は、自らを「現実じゃないの。妖精かな」と言う。ヨシユキはその少女「みど」と共に、失われたページを持つ人々を捜すことに…。果たして、そこに描かれていた物語とは? そして、みどの正体とは? あなたの心に切なさと懐かしさを喚起するファンタジックストーリー。
――1巻の嘘つきは妹にしておくに限らず、君の嘘、伝説の君侵略する少女と嘘の庭にもシリーズ共通するのは、主人公の男の子は平々凡々の中学生。そして、ひと癖あるけったいで愛らしい、嘘をつく女の子。そして夏のとある町。そして、そこで起こる男の子の不思議な経験。

Tags : 清水マリコ 嘘つきは妹にしておく 君の嘘、伝説の君 侵略する少女と嘘の庭

書籍 [ 2008/08/15 14:01 ]