恐れ入谷の鬼子母神(言いたいだけ)。
入谷朝顔市(朝顔祭り)に行ってきました。例年は6,7,8日に行われる
入谷朝顔市(朝顔祭)なんですが、今年はサミットの影響で開催が18,19,20日になったので、平日でもなく良い機会に恵まれ行ってみました。
しかし、道のりは遠く険しいものでした。と言うのも、知人と
茅場町駅にて17時に待ち合わせたので、少し早めに出て、渋谷109の2Fにて文京区シビックホールで行われる
2008貞水夏舞台 一龍斎貞水の立体怪談のチケットを購入し、そして新宿で
EeePC 901-Xを触っていこうと寄り道を画策し14時に家を出ました。
最寄駅『
駒澤大学』に行くと、学生さんや浴衣の男女もちらほらと、えらい人だかり。そして絶え間ないアナウンス。
耳をすませば、
桜新町駅にて
停車車両の床下から白煙を確認。車内点検のために上下ともに運転を停止。復帰の目処は不明、とのこと。
なんてこったい/(^o^)\
幸い(?)入谷鬼子母神の予習に電車内で再読しようと
姑獲鳥の夏を持っていたので、
どこまでもだらだらといい加減な傾斜で続いている坂道を登り詰めたところが目指す京極堂である。とゆったり過ごしました。
1時間もすると、
二子玉川方面の運転が再開されました。渋谷方面はまだ停車中。
東急大井町線で振替輸送、
自由が丘へ向かい、その後
東急東横線で渋谷に行ってくれとアナウンスがあり、素直に従い。
渋谷に到着したのが16時。下手すれば遅刻も考えられたので、一先ず安心。当然、新宿に寄る時間はないので、
2008貞水夏舞台 一龍斎貞水の立体怪談のチケットだけ購入し、いざ
茅場町へ。ちなみに、僕はこの駅名を読めませんでしたA^^;
さて、約束の刻限より15分程先行して到着し嘆息。間もなく、知人も到着。出会い頭に笑われました。と言うのも、
あめんぼうで購入した長着と
『美夜古企画』で武者袴、そして
地下足袋スポーツジョグという格好だったのですが、「どこに向かっているの?」と10分くらい笑われましたorz
ちなみに
連れは
洋服でした。まあ、
「浴衣は着ない」って宣言してましたからね。だから僕も浴衣にはしなかったわけで(´・ω・`)
んなわけで、男が和服、女が洋服と云うなんだか
あべこべな二人の彷徨開始。
連れは
かき氷(ブルーハワイ味)を購入し山盛りに喜んでいましたが、
ざくざく崩していくと1/3程浮いていました。見事な底上げw しかしながら、
頭キーンと云う御約束も含めて楽しんでいるようでした。僕は
ドネルケバブの露店を見つけて喜ぶもかなり並んでいたので「どうせ後で晩飯食うしな」と諦めましたTT
鬼子母神へ向かうと、
連れが
「鬼子母神ってなに? 神様?」とべたな質問をしてきたので、
「旦那、鬼子母神は本来<訶梨帝母>といって印度の鬼神の妻なんだ(後略)」と木場修を相手に説明する
京極堂宜しくネタを披露して
「よくわかんない」と有り難い御言葉を頂戴しましたw
肝心の朝顔は撮らなかったのですが、朝顔を見歩いていた時に
「同じ鉢なのにどうして朝顔の色って違うの?」との質問。僕は
紫陽花のように栄養分で変わるのかな、と漠然と考えましたが
「複数の種がそれぞれ異なるんじゃない?」と答え、
連れは納得したようでした。後日談ですが、どうやこれは間違いで、
紫陽花と同様に
日光や水分や土壌、栄養分によって変化するそうです。小学生時代に学んだような気もするけどA^^;
そんなこんなで1-2時間ほっつき歩き、晩飯。晩飯は
ここはグリーンウッドの光流(みつる)先輩の実家で知られる
鶯谷の
北の家族へ行きました。
下調べはしていたのですが(個室を求めて)予約せずに向かいました。
入谷朝顔市(朝顔祭り)の影響もそれほどなく無事に入店。
個室も2-4人向けで良い雰囲気。向かい席でなく隣席なので2人連れにぴったりでした。
だがしかし、机の下に空間がなく足を下ろせず、また部屋の奥行きが狭いために足も伸ばせず、僕よりも身長の低い
連れ(152cm)でも辛いと言っていました。
食事はえらくまっとうで雰囲気も良い店だっただけに残念。
そして、二人で
祭りのあとを歌いながら帰りました。
連れは終電で。僕は
終電逃してタクシでorz
そのタクシの運転手がおばちゃんで、メール打っていようが凭れて休んでいようが問答無用で喋りかけてきて切れそうでした。しかし、それも今では良い思い出ですw
以下は戦利品。
緑の袋は
連れから貰った
のど飴 リコラ・スイスハーブキャンディー。
連れは器官が弱いので常用しているらしく、ちょっと前まで僕自身風邪だかなんだかでゴホゴホ言っていたのを憶えていてくれたらしく、頂戴しました。
かなり
スースーして僕にはきつかったA^^;
「
ともかくこれは俺の! 一生とっとくんだから」って言いながら開けて食べましたw
そして、遊びで撮ったので締め。
恐れ入谷の鬼子母神(言いたいだけ)。
見上げると、雲ひとつない抜けるような青空である。もう梅雨はすっかり明けたのだ。そして私は、坂のたぶん七分目あたりで、大きく溜め息を吐いた。
※撮影機材
・
EOS Kiss Digital X・
Canon EFレンズ 35mm F2・
Canon EFレンズ 28-200mm F3.5-5.6 USM
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