凄く1984オペラ座だった。
序盤のV登場のくだりは凄く笑えた。Vの口上に対するナタリーポートマンぽかんぷりが最高だった。
ナタリーはロリポップなコスプレするわパンツ見えた!や髪をそりあげるわとにかく体はってた。しかし1年後の再会なのに髪型がそのまんまってどうよ。
拷問の描写が全然ぬるいのにナタリーのおびえかたはガチで温度差に笑った。拷問とこは音楽も奇麗なんで危機感が薄まってしまったように思う。
グロは苦手なので具体的な描写も困るけど、グロ描写がいっさい無く拉致,拷問が怖いと言えば
リクルートは凄かったな…と思いながら見てたら落ちまで同じだったw
Vの徹底した狂気に対してナタリーがわりとあっさり納得してしまったのが違和感。あんなのに感謝して受け入れる女なんていねえよw
そういう意味じゃ、ダークナイトは思想を優先した結果女が装飾品になり男だけの世界になったが、V forは女にも見所があるかわりに思想も行動も女性ではなくなった…という感じか。
アクションはマトリックス兄弟ってので期待してなかったけど構図もカット割も見やすく動きも等速で格好よかった…と思ったら肝心の最後でスロウのみという尻窄み。
構図や出演者は素晴らしいのに、背景が合成だったり実際の町だったりセットだったり温度差が酷く、
ウォッチメンと同じ印象を持った。つまり映像としては凄いけど映画として薄い。室内ではなく屋外の話ね。背景の変化が無かったり出演者の外見の変化にも乏しいので作中は1年たってるのにその時間経過が全然感じられなかった。
Vの名前の由来が明らかになった時はしびれた。
シャドウゲームが面白くて主演つながりで
アイアンマン2を見て、んじゃ評判のアメコミ映画を何か見るか…ってことで今回V forを見たのだけどホームズ兄が出演していて偶然にも見事な流れに笑いがとまらんかった。偶然などないということか。
最後にそれぞれに意味のあった脇役が実は生きてたって描写は、あれ結実した象徴なのか実はVのつながりがあったっていう回収なのかわからなかった。
ところでV forを見ながら昨年の
イギリス暴動じゃん、と思ったのだけど同じく「まんまじゃん」みたいな感想というか記事ないだろうか。