日本では恐らく
Ally Mcbealの知名度が勝ってるであろうDavid E kellyの法廷ドラマ
The Practiceをやっと見られた。
作品自体は知っていたのだけど地上波で放送されずに見る機会がなくER,ALF,The West Wingなどなどアメリカのドラマ好きとして枕を濡らしていたけど、ついに待望のDVD化と言うので購入し観覧。
わかってたけど、
やっぱり面白かった!
もともと弁護士であったDavid E kellyなので法廷モノとして面白いのは当然なのだけど
Ally Mcbealはあくまで女性に向けた作品なので、社会問題を扱いつつも放置してAlly(自分)の恋愛(生活)をだけで終わる話も多く路線が違うだけに男女が持ち上がっても生死や善悪など軽薄な点が気になることもあったが、この
The Practiceは辛辣できつい。
事実犯人でありながら無罪を勝ち取る。
これは主人公が話に決着をつけるための伏線なのが通例だが、この作品は
主人公こそが犯罪者の無罪を勝ち取る。
当然ながら主人公であるBobbyは基本的には善人だが、故に弁護士として最善を尽くす。
結果として犯罪者を無罪に、あるいは善人を有罪に招く場合がある。
それらの矛盾や葛藤こそが作品の持ち味なのだが、見るのに覚悟がいる重い作品だ。
僕が見たのは発売された1stだが2ndでは
Ally Mcbealと交差させた話もあり、それがまたそれぞれの特色をしっかり出して1つにまとまってて良い。
アリーから来た人が唖然とする展開,
いつものプラクティスタグが笑えた。
David E kellyらしい軽妙なやりとりは本作にも見られる。
検察官と弁護士が揉めて裁判官が両者をいさめる。
None of that stuff you typically pull that makes people call you what they call you
What do they call us?
Lawyers
以下は弁護士側に2人(BobbyとEllenor)いて最後に助手であるEllenorがでしゃばる場面。
What am I missing?
Nothing from me
Nothing from me
It must be me
日本人向けの法律より感情を優先したお涙頂戴もあるし、それに限らず依頼人が善人か悪人か真実がわからぬままに無罪を勝ち取る、あるいは有罪に甘んじる話もあり、1筋縄ではいかない。
検察官Helen(Lara Flynn Boyle)やBobbyの部下Lindsay(Kelli Williams)など美人もいる。
2人とも目が鋭く(ツン)気が強いとこ(ツン)など大変好みだw
特にHelenなどパーティで会話してるBobbyの股間を隠れて攻めるほどの
痴女肉食!w
俺もあんな美人に攻められたい。
おまけで
The Practice完結後に放送された新作
Boston Legal1話が収録されていたが、こちらは
Ally Mcbealに近い破天荒なキャラと話が基本。音楽も同じ
Danny Luxなのでかなり近い印象。
これもいずれDVDで発売されるだろうから買うだろう。
個人的に嬉しかったのはTV放映と同じく
日本語吹き替えの出演者クレジットがあった点。海外の映画やドラマのDVDは主演のみ脇役が表示されないが今作でついにTV放映と同等で裏方や声優が好きな俺には嬉しかった。
海外のゲームはブックレットにスタッフ・キャストが記載されてるが、日本のゲームも見習うべきだし、海外がオリジナルの日本向けDVDも日本版の出演者を全員表示すべきだ。
反面
ChapterがOPやアイキャッチを無視した細かさで思うスキップが出来ず苛苛した。
うまくいかないものだ。