14年前、当時の僕にしては珍しく
劇画調でありながら好きだった
ハードボイルド作品
ジーザス(
Jesus)が、最近の風潮に従ったのか何なのか正統な続編として再連載されたと知って勢いで購入。
前作より
1X年。カダス(
架空の中東国)から日本に帰国し、また高校教師として過ごしている藤沢真吾ことジーザス。その裏には24の影が。
とそんな感じですが、脇役に関しては心機一転。橿原のじいさんを除いて新キャラばかりです。
前作のヒロインであった
水谷小百合は全く出てこず、あの生意気だった戸川誠治に野代幸子も全く出番なく、高校生ながらお嬢様故にその金で裏社会を操作しようと意気込む
綾木日奈が新ヒロインのようです。
ジーザスの年齢とか人間関係に関する突っ込みはさておいて、ブランクを感じさせない内容で驚きました。
もともと少年誌に掲載された
ハードボイルドなので銃器を装備する複数の敵に対して素手で制するジーザスと演出過剰気味ではありますが、相変わらず男は格好よく女は美形でどいつもこいつもツンツンたまりません。
敵が
24と言うところに正直「またか」と思ったのも事実ですが、
前作で放置してた組織としての思想やら何やらを後付け設定も含めて強調している感じだったので、
前作で消化不良なところを保管してくれる節も見受けられ、具体的なキャラクタは別として楽しみです。
それにしても、金を用いて裏社会に入り調子に乗ってる
女子高生ヒロイン
綾木日奈がチンピラに襲われて足を開かされるとことか相変わらず
ハードボイルド劇画としてエロもおさえていて素晴らしかったw
ちなみに
虎も出てきますよ。
関連リンク
◆
作品詳細 JESUS 砂塵航路◆
七月鏡一「BAR 雁の巣」◆
ジーザス (漫画) - Wikipedia◆
JESUS 砂塵航路 - Wikipedia◆
七月鏡一 - Wikipedia◆
藤原芳秀 - Wikipedia
Tags : ジーザス JESUS 砂塵航路 七月鏡一 藤原芳秀 ハードボイルド