とても今更ながら
あろうれいの
モラトリアムを読んだ。
かつては
あろうれいと
亜朧麗2つのPNでハード,ソフト路線にわかれてたみたいだけど、いつの間にか
あろうれいに落ち着いていた。
僕が最初に読んだ
あろうれいは
あおいのきみという日常モノなのにどこか皆ずれておかしいエログロだった。精神的グロね。
きづきあきらみたいに夫婦作家なのだけど、男が構築し女が描写するって最強だと思う。
女の敵は女。女性の描写に容赦がないんだよね。
精神的描写なら良いんだけど、
トリューベンなんて肉体的なグロでついていけなかった。萎えた。
んで
モラトリアムだけども、良かった。
日常から生まれる異常、そういう精神的グロだったのでビンビンでしたよ。
しっかり勃つのに若妻を部下と寝かせる、とか男2女1でエレベータが止まってパニクって男がやっちまう、とか。
風俗嬢の話が良かった。
人気の風俗嬢で若く見えるけど実は娘がいて、保育園に預けた娘を迎えにいくと、そこを待ち伏せてた質の悪い客2人組。娘だけ車の中で待たせて、しかたなく2人を同時に相手する。
やることやって満足した男に「またどうぞよろしく」と嫌嫌ながら愛想をふるヒロイン。
最近の作品
キモチイイヒトではモデルからエロ写真のモデルに堕落(?)した女性の話があったけど、こういう女性の内外の落差ってたまらん。
表紙を外すとこなってる。
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