袖に1言
出産しました。君に届け(11)にすっかり気がいっていて本屋に行くまで発売を失念していた
坂道のアポロン(6)。
えらい爽やかな、何かを悟った男前な薫が表紙。
1巻の張りつめた感じとはえらい違いだw
表紙の人物が1巡しての本書、まだまだうっすらとすれ違い、しかしいよいよそれぞれ落ち着いてきた。
個人的には淳兄の思想をもっと具体的に示してほしかった。
ああいった活動はあの時代独特で僕の好きなアニメ映画
人狼でもうっすらと扱っているが、どうしても装飾(記号)に終わってる点が勿体ない。
それにしても21世紀人の俺が見ても
かけおちって萌えるな!w
今更だが淳兄がここまで本筋に絡むとは思っていなかったし、百合香はもっと単純な4角関係になるかと思っていたから、2人の熱い関係には多少面食らいつつもニヤニヤした。
千太郎の決着は時代と、それから女から見た男の幻想って感じで綺麗で歪な青春模様かと。
正直むずかゆいと言うか狙いすぎと言うかw
恋愛モノで格好いいキャラってのは振られキャラと相場は決まってる。
そりゃ主人公の癖に格好いいよな薫w
と思ったら、この期に及んでぐぢぐぢしていた律子がついに…ね。
個人的には初期の快活な律子が好きなのだが、思い悩んだ末の逆ギレ律子もたまらんな。
静かに距離をとる薫は主人公とは思えん
草食大人っぷり。
もっと熱くなれよ!(1度ふられてるがw)
恋愛に限ればほぼ全員が決着。
はてさてあとは千太郎の出自で完結かな?
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