またどこかで会おう。え？終わり？

TV版は既に全部見ている。
一部リアルタイムで全話を見たのは数年前にDVDで。
OP曲約束はいらないはもはや耳タコ。
最終決戦の飛躍っぷりが駄目で名作となりえた佳作が評価。

劇場版はTV版よりもエスカフローネを神格化して幻想的に仕上げてた。TV版よりもわかりやすくてこれは良かった。
信者でもなく無知でもないので設定の変更は気にならず、メルヘンだったTVに対して凄惨と陰影を強め尺に合わせた展開で無理なく見られたけど、世界観や能力の変化はともかく、瞳とバァンの接近が急ぎ足で白々しかったのが残念。
翼の神を相手に恭しくしてたバァンがいきなり「おまえ誰だ敵か!?」とカットのつながりも悪くて、瞳の幼少期の邂逅も不要だったし、良い素材を調理で失敗した印象が強い。
絵は綺麗だし動きに迫力あるし1流の仕事ではあるけれど作内時間と実際時間がすれちがってる編集、音楽は絶え間なく流れて菅野よう子信者だけど苦笑。日常会話くらい自然音だけで良かったのではなかろうか。
TV版は長く劇場版は短くまとめきれてない。だからどうにも消化不良。
名作になりえた佳作、その点でTV版も劇場版も同じだった。

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