1巻を読んだ段階ではここまで走る作品になるとは全く思わなんだ。
進撃の巨人の恋愛版みたいな、ひたすら荒くとも勢いでずばっと見せる。
登場人物は年頃でありながら
男の勢いと甘んじる女世代を問わず苛苛する異性間こそ描かれていてはたして年齢設定を間違えていないかと疑問を持つほど。
ただ作品と読者の時間が同じ、キャラにとって初めては読者にとっても初めての情報であり、青春ものであるのも間違いない。
恋愛が主軸でありながら恋愛以外の大きな問題こそが物語を支えそして恋愛を促す。
個人的には絵柄と突飛なキャラに気をとられてた1巻だったので、2巻3巻の加速はもうたまらんかった。
今後、家族か恋愛か、そこがどんどんしっちゃかめっちゃかるのだろうが、はてさて。
1巻では何とも思わなかったのだが、2巻,3巻と表紙の萌子がやばすぎるだろ。
作中の顔絵はうにょうにょしてて時に笑ってしまうていどに揺れているのに、なんだこの愛らしさは。
短編でも義兄弟恋愛の話があったのでもともと作者の属性がそうなのだろうか。
西浦のオナニーはあれ男じゃなくて女のそれだよなw
4巻の発売は来年の夏らしい。
御都合主義に見えてぐちゃぐちゃな義兄弟恋愛。