またどこかで会おう。え？終わり？

面白いのは断然3巻。
1,2巻はあくまでおやくそくの踏襲であり、デレるのが早すぎるw
1話でヒロイン千紘が腹黒キャラだと見せるけど、別に友人を大事に思い家族を大切にして上っ面をたもつなんて腹黒じゃなく誰もがやってることよね。
絢辻詞みたいに本音が黒いわけじゃない。
雰囲気が振り向いて、つかだ！やフルーツバスケットっぽく何となく花ゆめ臭がするw
男より女のほうが心理描写があり本音が見える点で少女漫画家が頑張って男性向けを描いてみた、って感じ。
あとがき曰く名義は1つだが実際には2人で描いてるらしく、きづきあきらやあろうれいみたいに夫婦でやってるのかもしれない。

義兄弟の全員が恋愛に走らず良かった。こういうのはあくまで関係の一部だから萌えるもんよね。

絶対家族のみんなには内緒よ！あと無闇に触ったりとかしないでよ

こんな事、顔をふせて言われたら否定だと思わね？少なくとも男がこれを肯定と取らない気がするのだが…
後日談で身内に恋愛関係がばれて2人で相談するとこすげえ萌えた。

いいよ。俺はいつも一緒だから

周囲が気をつかう時点でそれはやはり男女の関係なんだよな。本人達がどの程度の意識だろうと。
恋愛が本筋ながら恋愛至上じゃなくほいほいと描いてるとこがいいね。
また優等生ぶらなきゃいけない理由がプライドではなく明確な環境対応のためってのは良かった。
このへんが男性向け萌えとは違うのかもしれん。
ただ女に暴言はかせてブヒるためじゃない設定。