不断なら絶対見ない作品なんだが、ふとmimi lederって今なにやってんだろ?と検索した結果の作品がこれだったので、Morgan Freemanが主演ってのもあるし軽い気持ちで見たらまさに軽い映画だった。
ER(生と死と)で社会性と娯楽性を両立した話の演出で有名になったが、映画に突入してからは何か半端な作品ばかりな気がする。
ピースメーカーは同じくERから映画界に入ったGeorge Clooneyの主演でなかなかに面白いアクション映画だったが何だか地味で見直したいかというと…。
そういえばピースメーカで悪役だったMarcel Iuresが本作でも悪役で出演してた。
人物Aを尾けるAntonio Banderasを尾けるMorgan Freemanのステディカムの1カット冒頭は格好よかった。
勿論演出意図によるのだが、やっぱりステディカムが動く被写体を追いかけて、あるいは静止した被写体の周囲をまわりながら、とかで30秒とか1分近い長いカットが好きだ。
ロシア系がネタなので
茄子嫌だゴニャがBGMとテーマ曲をかねて笑った。
日本の1部においてはあれは完全にネタ曲だし。
音楽はなかなかにいい仕事してたんじゃなかろうか。
特に頭に残るわけじゃないがきちんと場面場面を盛り上げてた。
セックスシーンは2回もいらなかったんじゃね?
サービスかつ男女の関係をわかりやすくさっさと説明するために1回は必要かもしれんが2回は尺の無駄だしそこからのカット割も何かおかしかった。
Antonio Banderasの尻が奇麗すぎてわろたw
ヒロインはロシアンなのだがセックスシーンがえらいエロくて、2回とも対面座位で生々しかった。
Morgan Freemanはいい仕事してたいいキャラだった。
言うなればルパン3世をアメリカ向けにおっさんにした感じ。
個人的には日本の若年至上主義にも疑問なので格好いいおっさん映画は大歓迎。
脚本は何か洒落たこと言おうとして滑ってることが多く、全体的にスタイリッシュ()どんでん返し()になってるのが残念。
アメリカが火サスを作ったらこうなりました、って感じ。
深夜にTVつけてたまたま見たら面白かったLvの作品かな。
悪くないけど金はだしたくないw
Antonio Banderas