アメリカでつい先日11月に発売された
BATMAN Noelの邦訳がわずか1箇月の時差
12月に発売される。
バットマンのアメコミをその都度追いかけるほどの信者ではないがこれは表紙を見たらすげえ格好いいので
話も絵も
Lee Bermejo。
発売日の問題で
この海外マンガがすごい2011には入っていないがノエルより前に描かれた
ジョーカーが候補にありこれもまた
Lee Bermejoが作画してる。
買ったのは邦訳ではなく原著。
バットマンのデザインはまんまダークナイトって感じw
旧デザインのスーツと並べてる描写があったり。
コマ割が日本の漫画みたいで読みやすかった。
アメコミはグラフィックノベルという小説の延長という概念がり英語の性質もあるが文字数が多く絵的に同じくセリフだけ変えた1頁にフルカラーで9コマなんていうのもあってすげえ疲れるのだが、本作はせいぜい5,6コマで絵も大きくSEも少ないので凄く読みやすかった。
アメコミらしいコマ割でバットマンが双眼鏡をのぞいてる次の頁で見えた対象が双眼鏡型のコマで描かれてる。こういう演出は日本の漫画には少ないかな。
こっちはいかにも日本の漫画らしいコマ割で全体を描いたコマと説明をかねた手元だけを描いた小さなコマ。こういう吹き出し的に大きく描くのはアメコミよりは日本の漫画っぽい気がする。
アメコミは言うほど読んでないので量とか系統について語れる知識は持ってないのだけど…。
日本の簡略な絵になれるとこういうハードな絵に感動する。
それぞれ路線の違いにすぎないしフルカラーの漫画は読むのが疲れるけど、B5サイズで絵が大きく格好いいのは素晴らしい。
本編前に
Jim Leeが寄稿してる。
まだまだ若手らしくアメコミ作家はFrank Miller,Alan Moore,Jim Leeしか知らないにわかだけどLee Bermejoは覚えておこう。
いずれは
Jim Lee ICONSみたいに画集が発売されたら買うな。