怒りにまかせて男の顔にオレンジジュースをひっかけるなんてつまらん女になりさがったものだ。
今回は題名とキャラ(戦場ヶ原ひたぎ)が一致して題名詐欺ではなかった。
しかし貝木の語りであるのは構わないがやはり常識にとらわれたキャラほどつまらないものはないねガハラさん。
家族ぐるみの付き合いとか、わざわざそこに惚れた…などと言い直し阿良々木に私とXどっちが大事かつめよればいい…という助言に感動して泣くとこなんて凄くかわいらしいけど、いつだったか作中エロゲに例えてあったが攻略済みヒロインなんてやっぱりつまらないね。
しかしひたぎと貝木の関係をぽつらぽつら書いてあったのは良かった。
戦場ヶ原は貝木を恨み貝木の関係を悪いものとしている、しかし貝木にかつての関係を否定されるのが気にくわない…うぜええええええwww
この「女」っぷりは第3者として見る限りにおいては良かった。
題名キャラとしてガハラにそこそこの出番があるし、上記における「女の過去」に関しては良かったが、キャラとしては完全に千石とバサ姉にくわれてたね。
千石も羽川も不都合な本性によりキャラが際立って、前者はより意外な1面…後者はより強めた1面…って感じか。
にしても羽川翼のイケメンっぷりがまじパネェっす。
羽川曰く-嫌いな人に私服を見せたくない…はもうあのつばさキャットを思い出してニヤニヤが止まらなかった。
戦場ヶ原の男女の会話、千石の萌えと皮肉がある会話、羽川翼のイケメンハードボイルドな会話、この3要素バランス良かったんでない。
個人的に今回1番良かったのは以下。
貝木-神に誓うか?
羽川-猫に誓います
堀江由衣の声で脳内再生余裕でした。
ところで
VOFAN 化物語スクールカレンダーが発売されるそうで、VOFAN描きおろしと化物語から恋物語までの表紙をカレンダにするみたい。
画集発売しろよとか思ってたけどこれは欲しい。
今作の後日談…というか落ち、奇麗に表裏わかれてるよりも表からして毒があるほうがヒロインは良い。