何故この表紙なのか。
9巻で完結して、6歳からひきとって大事に育てた娘とセックス関係になる2人の作品最後の単行本表紙が何故この表紙なのか。
この表紙の2人を大事にするなら最終的な2人の関係は間違ってるし、今回収録されてる子供に簡単に虫を殺してはならないと教える話なんて、コウキやコウキママとくっつかなかったのはしょうがないけど、結局幼い頃の関係を強調して最終的にコウキに向かってダイキチに「新妻」と言わせたり関係のいびつさを強調するだけじゃないか。いったい何がしたいのだ。
何故コウキママを幸せにしてやらなかったのか…。
コウキママとの関係も穴埋めしてるとは言え、結末は既に決まってるしコウキママは作品において途中で切り捨てられるのがわかってるからとても白々しい。それでいてりんの実母をまともに描いた話を追加してたり、補強するとこをことごとく間違えてる。
もちろんダイキチとりんだけを見れば主役カップル幸せだろうけど、この作品は最初からこの結末に向けて描かれていただろうか?
無血縁設定もとってつけたようにしか感じられなかったし、りんがコウキを振ったとこまでは素晴らしい作品だと思ってたけど、そこから結局この単行本を含めて最後まで散々だった。
インタビュウが掲載されてるが終わりかたに関するものはなくただアニメ宣伝にすぎない内容でこれもがっかり。
結局最終巻を読んだときの不愉快さをぬぐうどころか増長させる内容だった。
何故あの結末でこの表紙なのか…。
追記
インタビュウで着地点は最初から決めていたと書いてあった。