リミット(BURIED)は久しぶりに衝撃を受けた映画だった。
この手の作品では
Cubeや
ゲームや
127時間や
ミストなどがあり
127時間以外はどれも素晴らしい作品だと思うが、個人的にはこれらにくらべても1番きつかった。
超映画批評で98点の本作は低予算を売りにしてるが、それにしても出演者や撮影機材、どれをとっても1流の仕事で全く予算を話題にするような作品ではなく素晴らしいもの。
そしてこういう作品では音楽が作品の現実感を損なう場合があるが、管弦楽かつ効果音ではなくきちんとリズムとフレーズがある曲でありながら作品をしっかり盛り上げていてサントラ欲しいと思ったのだけど、原産国がスペインで日本ではamazonにも楽天にも無く実質未販売だと知ってがっかりしてたら、タワーレコードに置いてあって購入した。その値段
4700円。
19曲でディスク1枚といたって普通のCDにこの値段だけど後悔はしていない。
高いのはもしかしてスペインから輸入したアメリカから輸入したからかね?
改めてCDで聞いてみるとreverbが無い。いじったの録音の音量だけじゃね?ってくらい簡素。音が全然響かない。クラシックばりのダイナミクスレンジがありながら管弦楽的な音の反響が無いのはもしかして密閉空間が題材の作品にあわせたミックスなのだろうか?それとも予算?
映像にあわせてると全く問題ないがCDで音だけ聞くと流石に物足りない。
にしても泣かせるメロがあるわけでもなくしっかりと厚みをもってるサントラらしいサントラじゃなかろうか。
本作の監督と音楽はまたコンビで
Red Lightsという作品を撮ったみたい。評価はいまいちのようだがw