以下
ネタバレL.A.ギャング ストーリー自分は
L.A.CONFIDENTIALのサスペンスよりアクションを取った映画かな?
くらいの認識で、
ミスティック・リバーの
ショーン・ペンに、
ドライヴの
ライアン・ゴズリングが共演、しかも
L.A.CONFIDENTIAL的な映画ならもう見るしかない、と上映初日の最初の時間に見てきたけど、酷かった。
駄作じゃないけど、酷かった。
鬼平犯科帳のつもりが
三匹が斬るだった、みたいな。
ダークナイトのつもりが
ダークナイト ライジングだった、みたいな。
氷菓のつもりが
アマガミだった、みたいな。
それぞれの後者が悪いのではなく、前者のつもりで見たら落差が酷かった、という話。
仲間の1人1人の登場やら見せ場が仰々しいというか戦隊モノみたいだった。
冒頭はやたらグロを強調してたのに、見せ場である中盤、後半は過剰なVFXで薄っぺらく、最後は逮捕か殺すかの逡巡かと思ったらいきなり殴り合い。
1人だけ殺される仲間がいたけど、あの描写も不可解。途中、敵の服についた火はなんだったのか。あれで助かるでもなく、あれで証拠を消す引火にするでもなく、無駄な発火。
機材の電源に、現在パソコンでよくみる0と1を組み合わせたC-みたいなマークがあったけど、1940年代に既にあのマークってあったのかな?
ググったけど、あのマークがいつ頃から出来て浸透したのかわからなかった。
ショーン・ペンも何か薄っぺらく見えてしまった。
牢屋から脱出する場面はおもっきし笑った。あれだけは見事にやられた。