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初号機のキュルキュルが無い!?【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】を観覧 このエントリーをはてなブックマークに追加

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]先日坂本真綾演じる新キャラも映っている予告が公開され、リボルテックヤマグチ No.67 新劇場版エヴァ初号機 Ver.2.0の予約も始まったので、やっとこヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を観ました。
本当は完結してから観ようと思っていたのですが、予告が思ってた以上に良かったので勢いで観ちゃいました。

以下ネタバレあり


■アバンタイトル

総尺は90分と劇場作品としては程良い感じ。
残念だったのがOPがない!!
僕がOVAや劇場版アニメが苦手な理由として、オープニングの無い作品が多くテンションが上がり難い、というのがあります。特にTVから映画に流れた場合、曲や画が何を踏襲し何が新しいのか楽しみにするわけで、頭から拍子抜け。
海外ドラマではアバンタイトルが利用され、あれのおかげでテンションが一気にあがるわけですが、アニメの場合、基本的には尺の問題もありOP→本編です。だから映画化され尺の制限が無くなったからこそのアバンタイトル演出に期待していたのですが、これが無くてがっかりしました。

■登場人物

シンジが気持ち明るくなり物語の進行に貢献しつつ違和感もないままに変化していて好感。
ただ、演出的にTV版の暗さをどうしても見せなきゃいけないために、凄く波が激しいキャラとなってしまい、ついていけなかった。
第1使徒を撃退した後にミサトがシンジに対して「あなたが守った街よ」「胸を張っていいのよ」的なことを言うのも、シンジとの関係がよくわからないままに言われるので、キターというよりポカーンとしてしまい、トウジとのやりとりも唐突だったし、踏襲と新規の要素を見せる編集は実にうまい反面、1本の映画作品としては急ぎ足でぶつぎりで、シンジがミサトと喧嘩別れして戻るとこなんて最初イミフでした。
逃げちゃ駄目だあなたは死なないわ、私が守るものどんな顔をすればいいかわからないのなどなど、TV版で名言として今尚残るキャラクタの発言ですが、今回いつくる、どうくる、というのを楽しみにしていたファンも多いかと思います。
しかし、これが1本の中におさめる早足の構成のため、絵は綺麗で声にも不満は無いのに、割とあっさり流されて連続し、TV版からTHE ENDまで観つつ非信者な僕としては勿体ないというのが正直なところ。

■音楽・音響

音楽、音響に関しては、正直映画的な迫力はなく、映画的な広がりよりも音圧を優先したハッキリカッキリした作り。あくまでTVアニメの延長という印象。映画館でどんな感じだったのか気になるのですが、ハリウッド的にもっと振動で身体が震えるくらいの音作りでもよかったんじゃないのかなあ、幻想を強調したアニメなんだし。
曲自体は馴染みある曲を録り直しや編曲しなおしたりそれなりの変化と味付けがあって良かったんじゃないかと思います。
ただ、もともとTV版をなぞった再編集のダイジェスト的な構成のため、曲が絶え間なく流れて凄くせわしなかったw
ペンペンとのシーンなんて日常シーンなのに似たような曲が2,3曲どんどんと変わって正直うるさいくらいでした。
また、TV版ではそれぞれ1話1話で流れるからこその統一感が、長編1本で同じ曲が流れると正直「またか」と言う気になり、もう少しメリハリが欲しかった。
■THE BEAST II
これは展開上しょうがないのですが、THE BEAST IIが聴けませんでした。
この曲が初めて流れたのはたしか16話だと思うので、聴けるのは恐らく新劇場版3作目ですかね。まだまだ遠いですねw
■初号機の声
これは完全にTV版のほうが好き。
今回録音、加工しなおしたみたいで低く響く声なんですが、より人の声に近くなり、不快感や不安感が抜け落ちて迫力に欠けると思いました。
映画を見終わった後にTV版 第2話を確認しましたが、キュルキュルキュルみたいな色んな音の混ざり具合があってこっちのほうが良かったなあ。

■総評

勿体ない。これに尽きます。16:9で新たに画を描いて綺麗なのに、一部TVのトレスで輪郭が古いのと新しいのが混在し違和感があったし、エヴァと使徒の戦闘なんて見せ場として凄く良いのに音響が割りと大人しくビリビリと痺れないし、よくまとまった編集の割りには肝心なシーンの引っぱりがなくて早く流されるし、良くも悪くもTVアニメの延長であって映画作品ではないな、と。
最後の最後で実にわかりやすい新要素を見せて「うお!」と言わせる思わせぶりは相変わらずうまいですが、アニメでやりたいだけで作品を仕上げたいんじゃないTV版からの悪癖が見え隠れした作品でした。
次作はアスカと加持さんが登場し坂本真綾も出演しますし、楽しみではありますが、これまたDVDで観る予定です。
映画館に行くテンションまでには引き上げてもらえなかったのが残念。

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関連リンク
EVANGELION.CO.JP
新世紀エヴァンゲリオン - Wikipedia
アバンタイトル - Wikipedia
Official web site 坂本真綾 【I.D.】

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Tags : ヱヴァンゲリヲン新劇場版 新世紀エヴァンゲリオン

未分類 [ 2009/05/16 22:37 ]