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NHKは佐村河内守を「取材」じゃなく「宣伝」したのに「取材」と言い張る問題 このエントリーをはてなブックマークに追加

例の番組を見た時に、笑いが止まらなかった箇所がある。
それは、HIROSHIMAのフルスコアを、1日(書き始めて翌日)で完成した記譜だ。
ありえない。
記譜は、楽器の腕次第では、演奏よりも時間がかかる作業なのだから。

【PDF】佐村河内氏関連番組・調査報告書 2014 年 3 月 16 日 日本放送協会


↑を読んだ。
酷い。
そもそも取材とは、取材対象の是非(良い悪いの両方)を扱うものだ。
でなければ取材ではなく攻撃または宣伝だからだ。
作曲や編曲で面倒なのは、記譜なのだ。
白玉でうめるような曲でもない限り、曲の長さと記譜の苦労は比例し、仮に、天才的閃きで脳内で曲が出来ていても、単純に物量の問題だから、記譜の速度は才能ではどうにもならない。
例えば、1時間の会話を全て文章に書き起こしたら、書いている時間は1時間ではすまないだろう。記譜とはつまりそういうこと。
しかも、楽器の種類によって書く場所や書く記号が異なり、会話のように人物Aの発言、続いて人物Bの発言、というように連続していない。音楽はそういう意味で会話的要素もあるが、会話の文字起こしに、話している人物A以外の10人や20人の相づちや、人物Aの話を聞いてない人物A以外のこそこそ話も全て書き記せ、と言われたら途方に暮れるだろう。音楽の分野にもよるが、管弦楽における編曲(記譜)とは、そういう作業なのだ。
HIROSHIMAの尺と頁を12時間で書き終わるなんてありえない。
素人は譜面を読めないし、現場の苦労をわからないし、わかれ、という話ではない。
問題は、NHKが現役のクラシック作家(演奏家)達に、同じ作業の平均値(中央値)を確認せず、また、素人目に見て不審な点を、不審を自覚しながら確認しなかったこと。
耳の状態も同じく。
といっても、NHKがそんな事どうでもよくて、佐村河内で儲けようとした一派だから、そもそも取材なんてする気がなく宣伝してた、というのが本当のところだろうが。
「無断引用」という表現はよろしくないと同じく、ある対象の利鈍を検証しないなら、それは取材ではないので、今度から取材と宣伝を明確に区別し言葉をつかいわけるべきだ。
感想(考察) [ 2014/03/17 15:00 ]

【未確認で進行形】10話がシャフト演出で台無しだった件 このエントリーをはてなブックマークに追加

酷かった。
どうも絵コンテ川畑喬が原因のようだ。
シャフト人はシャフトの外に出ないで欲しい。
今回の話は、ヒロインである小紅が三角関係の対立相手に恋愛以外で歩みよりながら、恋愛面でついに立場を明確にし、そして男にもデレて見せる、ドラマとして大事な話だったのに、パレット的な背景多用、人物の正面構図を多用、男をかけた女同士の会話をローアングルで下半身だけ、あるいは顔をうつさず胸を強調する見下ろした構図、紙芝居的顔ドアップ、全く関係を描こうとせず作品を殺した。
主人公だけが見えるヒロインのデレ顔も、目をそらす絵と声優の演技で充分にデレとわかるのに、過剰な赤面によって、主人公じゃなく視聴者に媚びた絵を見せつけられ、折角の(萌えなりの)ドラマが台無し。
そもそも小紅は、男へのデレじゃなく、ロリ小姑や実姉や友人などとの関わりかたによってヒロイン性が見えて魅力的に感じるのであって、男に雌の顔を見せてればいいエロゲヒロインじゃないんだよ。
しかも、序盤のキャラ紹介をかねたギャグ回ならともかく、今回は小紅が恋愛において明確化するドラマとして重要な話なのに、そこにシャフト演出をぶち込んでくる無神経さ。
BDは作画修正じゃなくコンテからやりなおしてほしい。


一番こだわったのは小紅の胸「未確認で進行形」藤原佳幸監督に聞く1




感想(考察) [ 2014/03/17 14:30 ]