宇仁田ゆみの新刊
うさぎドロップ(6)を読みました。
これは何を目指しているのだろう。幸福とか楽しみとかでなくて人生?
前巻の少女漫画の流れから言えば、と思っていたから今回のは、特にダイキチにとってどうなのだろう。
今回の
りんと
ダイキチ2人の結論は、個人的には納得できない。
特に甘い少女漫画性を求めてたからね僕は。
これだと試練としての悲しみもなく、何も得ない虚しさじゃないか。
もしこの時点での考えを肯定して生きて行くならば、2人には結果として何も残らない気がするのだけど。
娯楽作品としては味気なく、現実としては甘い、そんな感じ。
ただここでテーマがはっきりとしているし、作者として描く点ははっきりとあるんだろうな、と思った。
「でけー! 重っ!」
「りんは重くねーもん!!」
「おまえ夢見すぎ!でかけりゃやせてても重いっつーの。それにコウキは男子目線、俺のは父親目線だからな」
「なんで? そんな違う?」
「そりゃ違うよ」
ところで、コウキの額の傷がついた理由って語られてましたってけ。憶えてない…orz
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