Cuvieや
関谷あさみや
尾崎未来と同じく人気の女流エロ漫画家
あろうれい。
と言っても
きづきあきらのように夫婦、旦那が原案で名義である奥方が作画。
先に人気と書いたけど人気よね?
僕は1999年の
あおいのきみからファンで過去作を含めて今でもおっかけていて、それこそもう10年以上この仕事を続けてるコンビなのだけど、
あろうれいでググってもこういう分野では誰得と思う程にある
Wikiにまだ記事がなく、巡回してるRSSから検索しても記事が全然ひっかからねえw
男が描くと女は綺麗。幻想を抱いてるし観察できるから女性器の描き込みがパネェ。たとえば
西川康など最たるかと。
んで女性が描くとどうなるか。もちろん男性向けなので女性は綺麗だけど更に男性の身体、男性器の描き込みが無駄にパネェw
尾崎未来が最たるかと思うけど、皺やダレ具合が何か情けないくらい描かれてる。
あろうれいも同じく女性だけでなく男性のも描きこんであって、それがエロい理由の1つかなと。
さて、今回は表紙の通り年上系が多い。
これまでもロリから年増まで幅広く描いてきた作家なので問題はないのだけど、今回はトーン唇がえらく目立った気がする。
80年代の少女漫画的な幼いのか老けてるのかよくわからないけど綺麗な独特の絵柄が魅力だけど本書
誘われたいカラダやたらと毳く老けて見えた。
内容はほとんどが
年上が優しく攻める系で統一感がある反面
どうやってするばかりで
どうしてするのか精神的な要素が薄く、年上は好きだけどそれにしても物足りない感じだった。
唇に話を戻すと、
あろうれいの唇はおおまかに3種あって以下の通り。
キャラデザ的にも唇的にもこれが1番良かった。これも薄くトーンがあるけどあくまで陰影程度で、しかも片目が半閉じ。
気持ちいいんだけどそうじゃない鈍さもあってそれを含めて感じてる、みたいな。
眉間に皺よせとか片眉つりあげっていい表情だよね。
嫌なんだけど嫌じゃない、みたいな。
キャラデザ的には1番いいと思ったのだけど設定が実姉だったのでゲンナリだったけどw
んで3つ目がいかにも漫画な表情。こういう単純な記号も扱いつつ、
先述の唇も描く。しかもこれは話ごとでなくコマ毎に描き分けられてて違和感もなく、頭身などは変えずにこう描くことで諄い印象もなく表情をころころと変える魅力的な女性に見えるのだろうね。
ほぼ同時期に発売されたナースの花園は一般向けエロ漫画だけど、表題作として地続きなぶん、積極消極それぞれ反する女性が描かれていて波があるぶんこちらのほうがエロかった。
これらと一緒に過去作
スクラップを入手して読んだけど、絵柄もあるけどノリがまんま少女漫画。最近の少女漫画は性描写もあるけど、これはほんと少女漫画にもっと直接的な男性向けの性描写を足しました、って感じ。
いずれ僕の好みは拒んだり受け入れたり笑顔だけじゃない女性が好み、描かれてるのが好き。
今回の誘われたいカラダより1つ前の作品
キモチイイヒトでは、
美大学生時代に綺麗で憧れてたモデルと数年後に再会するも彼女はエロ写真のモデルをしていて男は幻想と現実の落差から同意を得ながら彼女を力づくで犯す話が良かった。それでも自分を思ってくれるとわかってる彼女は結局彼を受け入れる、そこがエロ漫画なりの幻想なのだけど、そういう葛藤と発散があってこそのエロですよ。
ただ笑顔でアヘアヘなんて全然エロくない。
今回は
セックスのためだけに存在する女性幻想バリバリ(やめてぇ!
だったので次回は
どうやってするんじゃなく
どうしてするのかもうちょういあると良いなあ。
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