約束はいらないから現在までの時系列で中期(gravityやtune the rainbow)個人的に1番好きな頃に近い歌声(歌いかた)で良かった。 坂本真綾は前期から中期、プラチナから指輪でいっきに色気が加わった歌いかたに変わり驚き惚れなおしたけど、後期(現代=30minutes night flight頃)からかなきり声みたいな、所謂腹からでなく喉で歌ってる軽く高く耳障りな印象で嫌い。 超時空七夕ソニックとWe are KAZEYOMIでは前者は中期で後者が後期の歌いかたと時期はそんなに変わらないのに歌いかたが相当違った。今回の歌いかたやCD,Live含めて菅野よう子が関わるか否かで声の出しかたが変わってる印象。 落ち着いた癖のないつっぱらかった坂本真綾らしい歌声でCDでもいける出来だった。
Chorus2人追加
We are KAZEYOMIの編成に2人追加。 We are KAZEYOMIでは編成上原曲とは異なる演奏(音色)があったがChorus追加によって原曲に近い演奏だった。特にイントロがChorusの奇跡の海や大サビ前の輪唱がある光あれの効果は抜群だ。 反面、ほとんどの曲が全員演奏だったので代わり映えしない印象。 後述する菅野よう子があるから切り離した演出だったのかもしれないが、We are KAZEYOMIではCelloやDrumsなどバリバリ聞こえたインストに近い攻めるミックスだったのに対して今回のGiftは坂本真綾の伴奏に徹して音色や間奏などが大人しいポップスバランス。 綺麗だが落ち着いてる。個人的にはもっと攻めて欲しかった。 そして落ち着いたバランスなのに構成として坂本真綾の着替え尺稼ぎに佐野康夫のDrums Soloなど食い違った印象。 佐野康夫が悪いのではなく、We are KAZEYOMIのようにバシバシ聞こえる佐野康夫のDrumsならいいけど落ち着いたポップスDrumsだと退屈だし、We are KAZEYOMIのようにLucyを流すなど坂本真綾に関係する演出にすべきだったのでは? 歌手と伴奏の対比だとWe are KAZEYOMI=歌手<伴奏、Gift=歌手>伴奏、かな。 坂本真綾のLIVEとしては正しいのかもしれないけどw ちなみにRec,TD Mixerは薮原正史だった。
We are KAZEYOMIは活発、Giftは装飾と明確な対比だった。 女性歌手にはおやくそくであるウェディングドレスを意識した白いロングドレス。 ただ全体的にふっくらしたデザインだったのでウェディングドレスと言うよりマタニティドレスっぽくて笑った。 それを着て菅野よう子と共演したのだけど、服はロングドレスなのに靴はナイキの緑と黄の奇抜なスニーカを履いていて、装飾で隠しきれないつっぱらかった彼女らしさがあって良かった。 ドレス似合ってなかったしw アンコール時のベル薔薇っぽい青い服は良かった。 男性的で動きやすく女性的な装飾が施されてる。 彼女の人気はここにあるのだな。少女小説の主人公のような、綺麗なのに泥臭い、装飾と本性の両立、言ってしまえば都合の良い喜びと苦しみが垣間見える。