またどこかで会おう。え？終わり？

2012年4月17日におこなわれた沖浦啓之と観る『人狼 JIN-ROH』で雨宮圭の場面や台詞は沖浦啓之が追加したという話があって、人狼マニアックスという本に掲載されてる押井守が最初に書いた脚本(初稿シナリオ)とは雨宮圭の頻出度が違うはず、というのを聞いて気になってたので購入して確認してみた。

人狼マニアックス 押井守 初稿シナリオの内容

• 組織の方でしたらどうぞお引取り下さい。この子はもう、貴方達の仲間ではないんですからのあとに2人が外で歩いて会話する何故俺を責めないのくだりが無い。
• ねえ、あの角 彼処って前何があったんだっけ。憶えてる?の場面がない
• 圭がもしもし はい はいと電話をうける場面がない。
• 漫画犬狼伝説にあったプラネタリウムで犬の星を語る場面が、初稿シナリオでは伏と圭が話している。
• そんな鳥には頭巾を投げてやるがいいのあとに、伏が「狼についての物語が書かれることはあっても、狼の手で書かれた物語なんてありゃしない」など本編にない会話がある。
• これから何処へ行くの、暗い森へ、暗い森を抜けて、何処へ行くの、誰かの待つ家へ、誰が待ってるの、お母さん、お婆さん、それとものあとに、「狼の待つ家さ」と会話が続いてる。また童話の引用として「君が赤ずきんだから」と伏が言う、この時点で伏が圭の正体に気づいてると示唆してる。