白泉社より創刊された恋愛Only漫画雑誌
楽園 Le Paradisを読みました。
僕の目当ては
シギサワカヤと
宇仁田ゆみと
日坂水柯と
二宮ひかるだったのですが、ふっふっふっ。
■あなたさえいなければ。/シギサワカヤ
今回
表紙を飾り連載までしてる本書の売りとも言える
ドロドログチャグチャ恋愛作家。
3年の間に15回別れてるカップルの話。
九月病で近親相姦を描きながら、商業誌では実は普通の男女愛を描いてるだけなのに、どこか
ずれた印象が強い作家(作品)です。
相変わらずグチャグチャです。
恋愛だと
ドロドロと形容しますが、相手が居て混ざり合う
ドロドロじゃなくて、
相手が居なくて元々1人でもこうなのに相手が居ることで加速するグチャグチャこそ
シギサワカヤの描く恋愛に相応しい形容だと思うのですが、如何でしょう。
■ノミノ/宇仁田ゆみ
黒髪の眼鏡っ娘がヒロインの幼馴染もの。小さい頃に結婚の約束をしたのを今でも忘れず抱いているヒロイン、とベタベタですw
宇仁田ゆみはPopな絵柄なので古風なキャラデザに古風な設定は多少違和感を持ちますが、肝心なところに疑問を持たないしゃきっとした女の子と、思うところはあるけどぶらぶらしてる男の子と言う御得意のパターンでもあったので、素直に良かった。
■すきなひと/日坂水柯
相変わらず眼鏡ですw
今迄10代から20代の恋愛を描いてましたが、
離婚を扱ったのは初めてじゃないでしょうか。
正直男女ともに童顔で同じ顔だから結婚だ離婚だって言われてもピンと来ませんがw
離婚劇じゃなく
離婚歴があるってだけですが、今回の
楽園に共通するのは
これまで作風を踏襲しつつ核心を外すって事かも知れない、とこれを読んで思いました。
■「…ごっこ」/二宮ひかる
相変わらずエロいけど、今回はエロいだけですねた男じゃなかったのでイマイチw
どうしてそこに到ったかがあってこそ
二宮ひかるかなと思います。
■その他
放課後プレイで人気を博した
黒咲練導が2話を描いてます。それぞれ異なる話で、1つは何と
BL。そしてもう1つが御得意の
黒タイツによる脚攻めです。
この人自身
脚フェチなのかしら。
放課後プレイではあくまでフェチな描写でしたが、今回は恋愛(エロ)目的の雑誌(作品)なのであれやこれや描かれていてたまらんです。
■まとめ
僕の目当ては全て
異性愛でしたが百合作品も掲載されていて、男女,百合,BLと恋愛とセックスに絡めりゃ何でもござれと言う内容でした。年に3回の発刊だから出来る芸当でしょうがジャンルにしろ作家にしろどれか1つでもピンときたら買って損は無いと思います。
関連リンク
◆
楽園|白泉社◆
地底温泉 : シギサワカヤBlog◆
宇仁田ゆみ ウニタ日記◆
日坂水柯(ヒサカミカ)日々ヲ記ス◆
「黒咲練導」のイラスト [pixiv]
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