近々
世徒ゆうきの新作
ストレッタが発売されるのもあって旧作の再読。ついでに再読した
狩野ハスミがまた面白くエロかった。
狩野ハスミの魅力と言えば、細かい線と少ない線で描かれる肉感とデフォルメが共存した女性、と卑屈な男主人公w
そしてえらくしっかりと描かれる
グロ絵(個人的には苦手なので飛ばし読むw)。
それと、
エロ漫画らしい
柔軟に富む体位。実際に
女性の體は柔軟で、
まんぐり返しなんて魅惑の格好も容易です。
エロい4つの要素
←そこに、漫画らしい誇張が加わり、突飛に感じず、なんか凄くエロく見える。
エロい要素として、おおまかに以下の
4つの要素があると思う。
1.顔(表情) 2.性器の描写 3.言葉 4.手足の描写1と
2は自明だろう。
3は
1と
2に対する装飾として機能している。
セックスは言うなれば
動物的であり、それに反する知能や理性が求められる
言葉責めは
人間的であると思う。
動物的(本能や体感)である行為と同時に発言することで、動物的生殖行為から人間的対個性にシフトしているのかなと。
「あ、あ、はぁはぁ」と言う言葉でない声(動物的)と
「いや、だめ」と言う言葉(人間的)のどちらの興奮するからはそれぞれでしょうけれど。
そして、
4であるが、これが
1と相乗効果を発揮し
個性としてどえらい魅力になっているのだと思う。
先に挙げた画像だと、押さえ込まれ抵抗する
眼鏡っ娘(いちおう同意の関係)。左手は相手を
ぎゅっと握りしめ、左足は靴を履きながらも
つま先がピンと伸びている。ここに
相手を放さず受け入れるための抵抗力が表れている。
これが
堪らない。
拒まれながら求められる、これが
堪らない。
そして、それが男性に限らず、
拒みながら求める女性ならではの
堪らないが、
蹴らずに伸びるつま先に包括されている、気がします。
同じく
狩野ハスミの作品ですが、所謂
69での
つま先。
69は
互いに攻め合う体位ですが、そこに脚を震わせて伸びる
つま先。
互いに攻め合い対等である
69において、この
つま先が伸びることによって、余裕なく堪らない女性の状態が表れています。
同じく
狩野ハスミ。
正常位における
つま先。こちらは
つま先が伸びずに上を向いています。
上にも足だけをクローズアップされた描写も。
踏ん張るために力が入り抵抗している印象を受けます。
さて、以下私的素敵
つま先です。
エロ漫画では
漫画=誇張であるため
表情だけでは
同意と叛意が解らない場合があります。
当然、作品としては言葉や展開によって読者にとっては自明なのですが、例えば今回の
つま先にだけ着目しても、言葉や表情はどうあれ
同意(ラヴラヴ)な関係だと伺えます。
中には
つま先に喋らせる描写もあり、
上乃龍也の
フェチ具合仕事に対する真面目な姿勢も知られます。
1枚目は本番ではありませんが、
つま先の動きが強調され弱さや幼さが表れています。
足だけを描写したり、
感情ではなく
感覚に浸っている印象を受けます。
4枚目なんて足首は上を向いて
つま先だけに力が入っているのが、少女としての幼さと愛らしさを強く感じるような気がします。
どちらも
ぎゅっとした感じです。1枚目なんて
上履きなのに堪らない
つま先が見事に描写されています。
今迄力説してきたのとは異なるパターン。指を広げて
入力よりも
脱力という感じ。
表紙で既に素晴らしい
つま先が描かれています。
M字開脚の魅力って、あらわになる局部もさることながら、女性特有の
やわらかさが現れているからかな、とも思います。
1枚目なんて実際(3次元)では見られない(見難い)姿勢です。だかこそ
つま先がえらく魅力的に見える…気がする。
表紙でも解る通り、通常
つま先はフレームアウトします。同じ
M字開脚でも
つま先が見えるか見えないかで
エロ度に大きく差があると思うのは僕だけでしょうか。
ぎゅうううってのが、もう堪りません。
御約束の構図。これは3次元でも確認できる
つま先ですよね。文字通り、頭から足の先まで堪らない表情。
白黒モノトーン、線だけで陰影もなくこれだけ立体的な
つま先描けるなんて凄い。
ぎゅって感じが凄く良い。
すま先じゃありませんが、本作は
やりとりも面白く、結果エロいです。
女性にとってのつま先
飽きないセックスを極める イキやすい姿勢、イキにくい姿勢という記事曰く、
神経・筋の連動性を利用した生理現象の誘発法として
特に足首と足の指は、体操選手のつま先のようにピンと伸びてる方が断然イキやすいです。とあります。
アメリカン・プレジデントと云う映画では、
マイケル・ダグラスが扮する父親に娘が、女性を口説くには
靴を褒めて、と助言する場面があります。その後、「nice shoes」と直球で意中の女性に伝えるというのが微笑ましい演出なのですが、その女性の靴や、
ペディキュアなんてものがこれだけ広まっているのも、女性特有の体質(生理)が大きく影響してるのかもしれませんね。
終わりに
つま先。
爪先とも書きます。
見れば見るほど、考えれば考えるほど魅惑的です。
拒まれながら求められる、これが
堪らない。
そして、それが男性に限らず、
拒みながら求める女性ならではの
堪らないが、
蹴らずに伸びるつま先に包括されている、気がします。
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