またどこかで会おう。え？終わり？

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以上を踏まえて今度はFINAL FANTASY VII ADVENT CHILDRENのPV。

ファイナルファンタジー７ アドベントチルドレンコンプリートＰＶ

カメラをブレさせてうまいこと演出してますが、バイクはまるで滑ってるよう、そして剣戟は速いけど倒す打撃と言うより止める約束組手。

これらを見て僕が思い出したのが「もののけ姫」はこうして生まれた。で長刀を振る動きを自ら演じて説明する宮崎駿。

宮崎駿 もののけ姫はこうして生まれた 長刀を振る動作指導(要点は3分40秒から)

重量に対して腕、腰、足の動きがどう動くか、重力に対してどう跳び越えるか、数秒の場面について力説してます。
昨今、特に日本の作品で見られる美少女が大剣を振り回し怪物を倒すのはありえないと批判されますが、それは良いのです。作品は幻想なのだから。
問題は、それをありえないと思わせる描写(演出)なのです。
走るためのふんばり、剣を振るための肩や腰の動き、そして衝突の瞬間に自らくらう反作用。
繰り返しますが、跳躍力が何メートルあろうと走力が100m5秒だろうといいのです、ありえない事を描いて楽しむのが作品なのですから。
けれど、大きいのに軽い、速いけど丸見え、特にCG作品は我々が体感する現実と変わらない印象を強く与えます。その中で誇張し納得させ魅了するのが演出です。
その演出、基本的な人体の動き、重力などの物理現象などを余りに軽視し結局ありえない事すらありえない、そんなスカスカな物になってしまってる。

感じがわからない奴は無能。感じがわかってても描けないってのは、これはやっぱり無能。(宮崎駿)

今CGは、と言いましたが決してCGが悪いわけではありません。
昨年レンタルで観て余りに素晴らしい作品だったのでそのままDVDを購入してしまったウォーリー(WALL-E)は、重さや速さを反作用などを加えて見事に描写してます。

Wall-E WallE Movie Trailer Teaser New Funny Jun 27, 2008

荒廃した世界を走るウォーリー。そこはもう舗装された道路じゃなく土や石の地面。そこを走ると当然がたがたと揺れるのですが、それが見事に描かれてる。
CGでもやろうと思えばやれるんです。
ウォーリー(WALL-E)を観た時も似たような事を思っていたのだけど、話を聞いてくれる(わかってくれる)人がいなくて、今回記事にしました。
もしかしたら似たような記事は既にあるのかも。
人間の描写じゃないけどメカ的な描写で素晴らしいと思ったのはスカイクロラもそうだ。
なんだかんだ言って日本に限らず海外からも求められてる作品なんだからさFFって。
だからこそ、やればできるのだから、やってほしい。

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