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ハードボイルドの条件は酒と煙草をやらないこと このエントリーをはてなブックマークに追加

旧来のハードボイルドは酒と煙草を礼賛してきた。
そもそもハードボイルドとは感傷を許さない。もっと言えば、観客の同情すら許さずつきはなした姿勢なのだ。しかし、商売として観客に好かれるため、確信の無い男のために酒と煙草があり、そして、それはまんまと受けた。そもそもが本末転倒なのだ。
わざわざ健康を崩してまでやる俺かっけえ、という時代もあったろう。いかにも古い池沼だが、そんなものよりも難しい、健康を維持し、娯楽を捨て、宗教のような同情も許さず、人生をかけている、という姿勢(キャラクタ)こそがハードボイルドであり、いい加減、視覚効果の記号に甘んじたものをハードボイルドと評価するのをやめないか?
ハードボイルドを見たいと思っても、格好をつけてるだけの半熟ばかりで、全く完熟が見つからないので、書いた。
前述の通り、そこまでやってしまうと、売れないから作れないのだろうけどね。

感想(考察) [ 2013/06/23 18:47 ]

二宮ひかるとシギサワカヤと日坂水柯の違い このエントリーをはてなブックマークに追加

白衣のカノジョ(3)を読んだ。
相変わらず、男にとって好都合なエロヒロインだ。
でも萌え作品と違って気持ち悪さを感じないのはどういうことだろう。
恐らく、程度はともかく女にとっても不明な男、男に対する女にくらべたら小さいが、女に対する男の許容があるからだろうか。
さて、読者層がかぶってよく比較される3作家の違いを書いてみる。
  • 二宮ひかる「どんだけ体が感じても心は許してねえから」
  • シギサワカヤ「許す気ないのに体が欲しいし感じてっから「許さない」の文句だけで許してやる」
  • 日坂水柯「許すも許さないもよくわからんし疲れるし、わからんけど感じるよね」
どうだろうか?

感想(考察) [ 2013/06/23 17:28 ]