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主演 田中理恵でドラマ化すべき【主に泣いてます】東村アキコ このエントリーをはてなブックマークに追加

主に泣いてます(1)東村アキコ題名にはとても惹かれたが表紙が余りにもあれで内容がわからず手を出せなかったが、未見ながら評判の海月姫と同じ作者と知って、2巻が店頭に並んでたので勢いで購入。
思ってたよりも色物だったけど、美人故に男に惚れられ女にひがまれ、破天荒な割にあるある、と納得してしまう所謂サークルクラッシャの社会人版。と言ってもサユリ1号に毒々しくはない、あくまでコメディ。正直ギャグそのものは俺にはつまらなくてつらかったが、美人に惑う男の馬鹿な乱れかたには多いに笑ったし納得した。こんなもんだよな実際w
ところで本書を読んでると主役の泉をどうにもある人物に置き換えて脳内再生してしまう。
幸薄い美人……そう田中理恵!!
泉は168cm B90 W60 H90と言う設定だが、30過ぎてなお振袖、容姿端麗ぼんきゅんぼんでありながら笑顔は何故か幸薄そう。彼女こそ泉にふさわしい。しかもアニメではなく実写で。
何と言うかやっぱ不幸な女はいいな!
幸福ってのは結局不要なもの、相手を切り捨てて獲得するものだし、自分の感情以外を鑑み不幸である女ってのは惹かれるが、それも現実には何より自身の感情を優先する女性が多いから際立つ幻想にすぎないしなあw

未分類 [ 2011/01/04 23:02 ]

もっともっと評価されるべき格闘ゲームのファンブック【ヴァンパイアグラフィックファイル】中古だけど入手 このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年の発売ながら既に絶版っぽいヴァンパイア グラフィック ファイルを中古で入手した。

ヴァンパイアグラフィックファイル

これ見て初めて知ったのだがハンターとセイヴァーのメインイラスト同じ人CRMKだったんね。ハンターの妖艶さはすっかり失われて萌えアニメ風になってたから別人だと思ってた。
イラストはそこそこの量で嬉しいが実機のグラフィックは一部必殺技だけで全網羅とは言えずに寂しい。
このシリーズと他のカプコン格闘ゲームをまとめた年表は面白かったが、ジョジョの奇妙な冒険とこが未知への遺産と誤植だったのに笑った。正しくは未来への遺産ね。やれやれだぜ。

未分類 [ 2011/01/04 22:28 ]

鈴木志保【船を建てる】で改めて考える少女漫画とハードボイルド このエントリーをはてなブックマークに追加

船を建てる 上 鈴木志保先日語らずに描かれる少女漫画的ハードボイルドという記事に対して幾つかの作品を勧められ、その中でUfionから作者も作品も未知である[船を建てる]を教わり読んだ。
だがしかし、作品の良し悪しとは別に、これは少女漫画でもなければハードボイルドでもねえ!w
そもそもハードボイルドというジャンルの定義すら曖昧であるが、僕は以下のように定義している。
社会における善悪と個人の抱く願望の摩擦,対比,反発が描かれ、人物の内情を言葉で説明せずに表現する。そして娯楽作品特有の心で通じてる人間関係ではなく本意はそれぞれすれ違いながら関係を継続、あるいは断絶する
銃や酒や煙草は必要ない。ハードボイルドに必要なのは全体と個体、通じながら距離をとり、わからぬまま側にいる、そういった対比ではなかろうか。
だからこそバットマン映画でありながらダークナイトが、中学生の女の子が主人公でありながら電脳コイルがハードボイルドな面を孕み名作として評価されているのではないか。イサコの最後のセリフなんてもうやばいね。
何と言うか、多数に反抗する相対的で男性的な自己陶酔こそがハードボイルドであり、しかし本作は最初から社会を切り離し自分だけの世界に終始する女性的な自己陶酔なのだ。
そして、恋愛すらたいして描かれず抽象的な話ばかり際立つ。人間関係ではなく自分自身の内面こそを重視する、吉野朔実にも通じるものを感じた。
田村由美が少女漫画の皮をかぶった大河ドラマであるのと同様に、本作は少女漫画ではない。
そしてハードボイルドでもない。
重ねて言うが作品の良し悪しではない。
ただ前提である条件にはあてはまらない、という話。
どちらかと言うと純文学に近い。

未分類 [ 2011/01/04 13:32 ]