■[エロマンガ]物語型エロマンガと、エロス型エロマンガ、どっちがすき?
上記の記事に触発され、以前から思っていた事と最近読んだものに関して。「文鎮なんだって」わたしはタケオの小指から手を離しながら、言った。この後、予想するとがっかりし、読み進めてくと笑ってしまう、そんな関係、物語が全12編。
「ぶんちん」
中野さんのお店にありますね、文鎮。そうよ、文鎮って便利なのよ。あたしは領収書の紙おさえに使ってるわよ。たまってくると、領収書って、箱からぶわっと飛びだしちゃうでしょ。それをね、こう、文鎮で押さえとくの。マサヨさんにそう言われて、かつては自分もぺらぺらとした紙で、ずっしりとした文鎮に押さえつけられたことがあったような気分になってきた。
「タケオって、重いかな」だんだんと酔ってきたらしい。そんなことをわたしは聞いていた。
「試してみますか」
「いい、今はいい」
「いつでも試していいすよ」
この春から高校へ進学する桐島青人の家に、それまで一度も会ったことのない枝葉柚希が居候としてやってくる。その日から、青人は毎日のように自由奔放な柚希の行動に戸惑わされ続ける。クラスメイトの神咲七海に以前から好意を寄せていた青人だったが、次第に柚希のことも気になりだし…。そんなある日のこと、青人は柚希の方から好きだと告白されてしまう。柚希の気持ちを知ってしまった青人の未来はどうなるのであろうか…。舞台が田舎(広島がモデル)で、距離があり徒歩の通学が難しく自転車通学が常の桐島青人。そこに同居人(居候)と同じ学校ゆえに枝葉柚希を後ろに二人乗りで通学する。うらやまけしからん。
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