日本での知名度はいまいちなアメリカの政治ドラマ
THE WEST WING(
ザ・ホワイトハウス)。
スカパーに移ってからの初DVD、
5th DVD-BOXを観覧しました。
ひとまず
Disc1を観覧。
前回ゾーイ(大統領の娘)誘拐の続きからでしたが、今回は
2ndを彷彿とされるハイスピードな第1話でした。
メインスタッフであるアーロン・ソーキン(
Aaron Sorkin)などが抜けて初めてのシリーズですが、4話まで観た限り、スピード感は落ちたものの敵側に対して
トビー「○○ならまだましだ。なんだったら結婚してもいい。もっとも相手がそれを望めばですけど」や
「ゾーイが死んだら大統領の支持率は鰻登りでしょうね」など、このドラマらしい諧謔も見られました。
また、4thではアバンタイトルと本編が16:9だったのに対しOPが4:3だったのですが、今回は全編16:9で統一。
それから、
前回までのあらすじが英語音声と日本語字幕だけだった4thに対し今回はきちんと音声字幕設定が反映され日本語吹き替えのあらすじも楽しめます。
■声優の変更
本編は思ってたよりも良く素直に楽しんでいたのですが、方々で言われている吹き替えの声優変更、これはやっぱし痛い。
まず大統領とCJとチャーリーの主要キャラ変更。
そしてダニーを筆頭に記者(脇役)も全て別人、CJのアシスタントにエイミーにフィッツウォレスと1話に1回は出演するような脇役も異なり、いっそ音声を英語(オリジナル)に変更したほうが楽しめるかもしれません。
■ジョシュ話
最初の3話は、大統領代理を補佐するためのレオと、足場を固めるためのジョシュとこのシリーズらしからずジョシュの政治的要素が強い描写が多く面白かった。しかし、やっぱり本作ラヴコメ要素のジョシュ、エイミーとの口論で、エイミーが靴を脱いでジョシュのデスクに足をかけるなんて、もう色色とやばかったw
■日本語版スタッフの怠慢
怠慢かどうかわかりませんが、これまで4thまでは、英語オリジナル音声が大統領を除きファーストネーム(レオやトビー)と呼び、吹き替えでは補佐官や部長と立場を重んじた改変で統一してきました。
しかし今回はジョシュが「レオ」と言ったり「補佐官」と言ったりふらふらして、これまで気付いて来たフォーマット(信頼)を崩してる気がします。
NHKからスカパーに移って吹き替え(字幕)のスタッフって変わったのかしら。
声優変更でただでさえ落ち込んでいるので、スタッフがテーマの番組にこそスタッフの仕事をきちんとしてほしいと思いました。
■感想
んなわけでまだDisc1(4話)だけですが、北朝鮮からの亡命とか題材も扱いも良く、作品の質はまだ保たれているという印象。
声優の変更は痛いですが、7月の土日はずっとこれ観てるでしょう。
ところであの共和党の大統領代理って
バートンフィンクに出演してた人ですよね。今更気付いてなんか笑ってしまった。
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