またどこかで会おう。え？終わり？

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青空にある雲のように白身が多い絵コンテ【スカイ・クロラ】 Tweet

押井守の作品なのでいつも通りに諄くてアレなんだろうなあ、と期待せずに観たらこれが僕にはドンピシャあれ？押井守監督作品なのに面白い!?とレンタルで観覧→DVDとサントラをポチった作品。

何でもかんでも説明したがる押井守の性質から歳を重ねて所謂「丸くなった」のか最近では絵コンテが嫌いだと公言し、宮崎駿の絵コンテと比較すると白身(1page=5コマの内2,3コマが白身)が特に目立ち、完成と構想の差異が明確で面白かった。

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Tags : スカイ・クロラ押井守川井憲次絵コンテ

未分類 [ 2010/02/21 17:54 ]

誰得だった攻殻機動隊2.0と900円だったイノセンス Tweet

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊とイノセンスを併せて2000円でゲットした。

期待せず一往で観た映画スカイクロラが個人的にとても良かったので、それとは別に原作を再読していたのもありGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0を観た。
しかし、これって誰得？だったw

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2.0になって大きく2点の変更が目立ち、そして致命的だった。

アバンタイトルを含め一部の草薙の場面をCGに変更
[人形使い]の声が家弓家正から榊原良子に変更

先ず元からある作画からどうして3DCGにしたのかイミフ。
技術的にも、例えばウォーリーほどがっつり作るでもなく、90年代のPSみたいな感じでアニメとCGがまるで噛み合わず変更する意図が全くわからなかった。
光学迷彩で消えるとことかほんと誰得。

そしてもう1点。誤解のないように先ず言っておくが、榊原良子は全く悪く無い。プロとしていい仕事をしている。
けれど、女性の造形でありながらどこか不敵で知的な(家弓家正)男声だからこそ、SFさが出ていて素晴らしかったのに、造形まんまの声になってしまって作品の味が半減した。
1を知ってる先入観もある。2.0だけ観た人には先に挙げたCGとは異なり全く問題ないだろう。けど1を知ってると世界を表現していた、視覚と聴覚の差異が無くなり詰まらなくなった。

んなわけで、オリジナルを見直してついでにイノセンスも見直そうかな、と思ったら中古で易く売ってたので買った。イノセンスが900円とか笑ってしまった。
でも2枚組で状態も良く凄くいい買い物した。
特にオーディオコメンタリが良かった。挨拶もなく淡々と語られていたけど、作品を持ち上げず愚痴ったり内輪ネタだったり媚びないとこが最高！www
以下は自分メモであり第三者が観ても詰まらないと思う。

彩度潰れるくらい
4箇国語ガヤ
女性の手(指)にならずゴツくなる作画
煙草の芝居が次回の課題
鑑識が来るとこ沖浦リテイク厳しい(小芝居が凄い・バトーポケットに手を入れて肩をすくめるなど)
3Dに見えるけど動画で描いた車w
イシカワをもっと
世界一のバセットアニメータw
バセットの肛門の色ピンクから暗くw
唯一の白昼カット約5秒
攻殻機動隊の時にバーチャにはまってアクションが多かったw(待ちが嫌い押井守w)
ガブ(バセット)は余りなめない
押井守ベロベロなめられるの大好き
今回最大の決断、バセットをトグサにあずける場面カット
レンダリングで6週間
沖浦は模型を金の無駄と言うw
なんで皆あんな働くのかな。終わったらグアム行こうって言ってたのに
最後の女の子を助けるとこは沖浦作画。腰をいれなおす。女の子の仕草が誰かに似てる(武藤寿美?w)
スタッフロールは声優が複数役あるので見栄をはって役名なしw(山寺は複数やってるので
一刻も早く終わりたいw
皆幸せw
ED曲に不満w

【映画スカイ・クロラ】青空を見上げた時の清々しさと虚しさ。あれ？押井守監督作品なのに面白い!?

【映画スカイ・クロラ】青空を見上げた時の清々しさと虚しさ。あれ？押井守監督作品なのに面白い!? Tweet

森博嗣原作、押井守監督のスカイ・クロラを観た。

原作はSM,Vシリーズを全部読んでるのもあって森博嗣作品なので読んだんですが、はっきりいって白身が多く文章向きの作品ではない、長文ぎっしり好きの僕には合わずに1巻だけで見限ってそれきり。
んで、今回は原作を知ってるし押井守なので相変わらず原作を更にほじくって諄い作品になるのかなあ、と思ったら、あれ？押井守なのに、お…面白い!?

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Tags : スカイ・クロラ森博嗣押井守

未分類 [ 2009/11/15 20:04 ]

押井守×藤原カムイの名作『犬狼伝説』限定リボルテック付きの豪華BOXセットで復活 Tweet

絶版しても尚根強い人気を保つ押井守の犬狼伝説。
僕自身人狼で知って以来、運良く入手出来た作品ですが、リボルテック付属で再販するそうです。
関連記事
◆押井守のクリエイティブ論に惹かれ『スカイ・クロラ』が観たくなる
◆[ネタバレ]goo映画あらすじ - 人狼　JIN-ROH(2000) が間違っている件
◆今更ながら『人狼 JIN-ROH DTS Edition』を入手
◆立ち塞がる者あれば、これを撃て『リボルテックヤマグチ No.6 プロテクトギア』そして狼は赤頭巾を食べた。

関連リンク
◆ガブリエルの憂鬱　～押井守公式サイト～
◆KERBEROS-SAGA.JP
◆REVOLTECH(リボルテック)シリーズ｜株式会社海洋堂

Tags : 押井守藤原カムイ犬狼伝説リボルテック

未分類 [ 2009/08/26 15:15 ]

押井守のクリエイティブ論に惹かれ『スカイ・クロラ』が観たくなる Tweet

以下の記事を読んで感銘したのでちょろっと記述。

・「電話が嫌いだから、ケータイは持たない」――押井監督が語るケータイ論とは

「クリエイティブな仕事の基本は、人を楽しませること。お金ではなく、手間暇さえかければ見つかる、人に見せるべき面白いものとは“人間”だ。――(中略)――自分だけの自分と、他人とかかわるときの自分の両方があって成立する。どちらか一方ではダメ。だから『あの映画を見た、これを知っている』と情報をさばくことではなく、『あの映画がこう面白かった、ここが良かった』ということが重要。モノを作るとか、人を喜ばせるとかは、面白いことを共感できる仲間がいないと始めることができない。その時、自分よりも才能があるヤツがいたら、そいつに作らせればいい。自分を捨てることで、自分が生きることがある。自分を捨てられる誰かと出会うことが、一番クリエイティブなこと」（押井監督）

これは僕の経験則だけれど、観たとか聞いたとか行きたいとかの話はされるけど、観てどう思った、聞いてどう感じた、行って何を得たかなんて話してくれる、話せる人って意外と少ないんだなと思った。
説明(表現)しない、出来ないのは個性を無視した差別だと僕は思う。無論、説明(表現)しない、出来ないのも客観的な個性(差異)ではあるけれど、思考,感想が言えない、聞けないならば人間関係(ネットワーク)を無視した単なる自己陶酔に終わり、僕個人はそんな人とは関わりたくないと思う。
クリエイティヴとは撮影したり作文したり作曲したり映画や音楽や文学などの作品だけに限らない。誰でも雑談くらいするでしょう。雑談するからには一言でも言葉を発するわけで、その発言=表現であり、表現=クリエイティヴだと僕は思う。
表現に努める人の話は、たとえ話題が聞き手にとって未知の対象でも、聞くだけで未知を既知に、そして表現者であるその人の指向を知る、と云う人間関係(ネットワーク)の基本、根本を有意義にする。
引用文や小説家を志すあなたが、「夜がきた」と書いてはいけないワケのように似た指向、記述は幾らでもあるでしょう。その割には受け入れられていない、と僕は感じています。
クリエイティヴ(表現)とインタラクティブ(双方向)って入出力,送受信と云う意味で同じだと思うのですよね。このネットの時代に、ネットを利用出来る環境にありながら燻っている人を見ると、なんとなく寂しい。
なんて事を書いたり考えたりしていたら、スカイ・クロラは原作が肌に合わなかったので見送っていたのに、先日人狼を見直したのもあって観たくなってきた。DVD待ちだけどね。

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