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渋谷シネパレスへ『ダークナイト(The Dark Knight)』を観に行ってきた このエントリーをはてなブックマークに追加

渋谷シネパレス_THE_DARK_KNIGHT_orz_01バットマン ビギンズ(BATMAN BEGINS)の続編、ダークナイト(The Dark Knight)渋谷シネパレスへ観に行きました。
だがしかし、チケット売り切れ満席で観られませんでしたorz
折角1,000円鑑賞券(アンケート用紙)も持参したのに…。凄い人気。バットマンってそんなに人気者だっか?
メメントで一躍有名になり、バットマン ビギンズ(BATMAN BEGINS)では今迄のファンタジック(幻想的)なバットマンとは異なる非常にストイック(硬派)なダークヒーローを描いたクリストファー・ノーラン(Christopher Johnathan James Nolan)。僕自身、バットマン ビギンズ(BATMAN BEGINS)が歴代No.1のバットマンだと思っています(ティム・バートンVerも好きですけど)。
渋谷シネパレス_THE_DARK_KNIGHT_orz_02その続編だから人気も頷けますが、それにしても売り切れ満席とは。
仕様がないのでダークナイト(The Dark Knight)のグッズでも眺めて気を紛らわそうとブリスター(BLISTER)へ向かったら、店が無くなっていた。後で確認したら移転してました
うぅん、そうだよね。渋谷より原宿向きの店だよねA^^;
そんなわけで、草臥れ儲けでしたorz
ジーンズメイト JUNGLE STORM 甚平ところで、渋谷のジーンズメイトで甚平を発見。なんと1,995円だったので衝動買いした。
おかげで少し機嫌なおったw
はあ、今度こそ絶対ダークナイト(The Dark Knight)観るぜ。
関連リンク
ダークナイト(The Dark Knight) 公式サイト
ダークナイト(2008) - みんなのシネマレビュー
超映画批評『ダークナイト』97点(100点満点中)

Tags : ダークナイト 映画 渋谷シネパレス 満席

感想(考察) [ 2008/08/09 20:30 ]

竜虎の雄叫びは空しく響く『とらドラ!』8巻 このエントリーをはてなブックマークに追加

とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11) (文庫) 竹宮ゆゆこ ヤスアニメ化も着々と進行しているとらドラ最新刊です。
正直なところ、前巻で怒濤の展開だったが故に、これから本巻でどうまとめていくのか、アニメも絡んで大人の事情で作品自体が減速しないか、と期待と不安がありました。
しかし、それは杞憂でした。
冒頭から最高速
大河、亜美、実乃梨のヒロインを中心に、今までと同じやりとり。けれど、今までとは違う想い
そこでおもむろに大河はシリアス、ぐっと身を乗り出してみせた。「おう!」……ワンピースの胸元のリボンの先端がカフェオレに浸かり、慌てて竜児が摘んで救出。 (中略) 大河がちらり、とこちらを見やる。意味がわからず、竜児は大河の胸元のリボンを応急処置的に拭いながら瞬きする。とりあえず、同じミスは起こさないように、とカフェオレボウルを遠くに押しやり、そのサマを呆れた目をした亜美が眺めていることには気づかない。
大河が話に夢中の余り飲食物で服を汚し、それを竜児が世話をやく。
亜美は冷ややかにそれを見て、相変わらずの厚顔、辛辣、毒舌で大河と反発。
実乃梨のオッサンぷりはもう脱帽。しかし、もう御笑いキャラとしては見られない。

御約束の展開が、これまでの経緯があるからこそ、使い回しでも重複でもない、それぞれの思いを浮きぼりにします。
今更ですが、著者竹宮ゆゆこは女性です。だからこそこれが書けるのかな、と想像します。
つまり、女性は女性(自分)を神聖視、幻想を持ちません。
だから、女性同士のやりとり、嘘や喧嘩の描写に遠慮がない。口は悪いし意味が解らない。
これまで、ライトノヴェルと云う分野ゆえにテンプレ(ツンデレなど)での表現が強くありました。そして、アニメ化の流れと釘宮理恵の人気で読者にとっては更に強調された認識があると思います。
しかし、もう、それには意味がありません。今回で8巻。
今まで読み続けてきた読者で、すでに「ツンデレだから」「某属性だから」読んでいる、と云うかたはいらっしゃらないと思います。

大河のどこまでも突き抜けた意地。
亜美のいつまでも馬鹿にした本意。
実乃梨の手のつけられない臆病さ。

そこには、人の話を聞かないで言いたい放題、余りに勝手で、余りに魅力的な女の子がいるだけです。
そして、女の子が解らずに振り回されて、知らずに振り回している男の子、竜児、北村
次巻は10月発売予定との事ですが、もうどんな展開になっても驚きません。
どうとでもなる、と言う話ではなく、どうなっても受け入れなくちゃ、と覚悟させられる、恋愛そのものだと言える物語です。
大河に泣かされ、亜美に泣かされ、実乃梨に泣かされ。
まったく容赦ない、これぞラヴコメ。

感想(考察) [ 2008/08/09 16:03 ]