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報われない、それこそ少女漫画の至宝。『キラメキ☆銀河町商店街』 このエントリーをはてなブックマークに追加

キラメキ銀河町商店街 1 (1) (花とゆめCOMICS) (コミック)<br> ふじもとゆうき三宅千乃(ミケ)黒須藍(クロ)の二人を中心とする6人の幼馴染の銀河町商店街で過ごす友情と恋愛を描くドタバタコメディ。
僕は6巻の表紙と幼馴染というキィワードに惹かれて本作を購入しましたw
現在6巻まで発売されて以下続刊なのですが、前半は商店街という舞台を扱い、6人を中心にしつつ、様々な人との関係を描きドタバタします。
中盤から、花ゆめらしく三宅千乃(ミケ)黒須藍(クロ)の二人の恋愛が中心となり、その恋愛に対して、思ったりなんだり展開していきます。
キラメキ銀河町商店街_01キラメキ銀河町商店街_02ひょんなことから恋話になり黒須藍(クロ)に問う三宅千乃(ミケ)。こういう天真爛漫っていうか天然悪女というか、こんな関係ですw
基本的に、黒須藍(クロ)の恋愛感情は読者に限らず、脇役にも知られているという設定、展開なのですが、これまた御約束で、唯1人気付かない奴がいるのですw
キラメキ銀河町商店街_03三宅千乃(ミケ)が天然を発揮して、自分は恋愛感情を抱いていない男の子から「遊ぼう」と誘われて応じます。相手は当然デートのつもりです。そして黒須藍(クロ)がそれを知り、不安にかられ尾行します。
6人の幼馴染のひとり、佐藤香澄(サト)←黒髪ストレートの眼鏡っ娘!!
何故か彼女も黒須藍(クロ)と一緒に尾行します。
何故彼女も一緒に尾行するのか、それは右の画像を見てもらえれば解ります。
僕はハチクロ山田あゆみが好きなのですが、後半の展開には少なからず納得がいかず、報われない属性として悶々と過ごしていました。しかし――。
尾行しながら、なんのかんのと楽しく過ごし、嬉しく思うサト
もうね、報われない属性として堪りません。
この時、サト僕の心のヒロイン俺の嫁となりました。
嗚呼もどかしい!! 嗚呼ラヴコメ!!
キラメキ銀河町商店街_04サトの他にも、僕は三宅千乃(ミケ)の姉である飛鳥が好きです。天然のミケを誘導したり惑わしたり、お姉ちゃんらしく嫌な素敵なふるまいを見せてくれます。
お姉ちゃん、素敵な響きです。
男兄弟の長男は妹属性になる、と知人が言うのですが、僕には妹の良さがさっぱり解りません。僕は断然お姉ちゃん派です。妹を思い、叱り励まし、どついては甘やかす、そんなお姉ちゃんが大好きです。
話が大きく脇道に逸れました。
えぇっと、なんの話でしたっけ。
キラメキ銀河町商店街_05そうです、サトです。
すったもんだでクロを意識しだすミケクロとなんでもない触れ合いに、赤面しうろたえるミケ。「やっとか……!!」と周囲は喜び赤飯まで炊きますw
その馬鹿なやりとりの合間に、クロミケを見て浮かべるサトの表情。
嗚呼もどかしい!! 嗚呼ラヴコメ!!

前半の商店街を舞台にしたドタバタから恋愛中心の展開に路線が変更されていったのは少し勿体ないというか残念なところでもありますが、花ゆめなので仕方がありませんw
つまり、花ゆめらしいラヴコメで、男女ともに身悶え間違いないでしょう。
6人の幼馴染と書いたのに結局3人しか紹介していませんが、残りの3人もそれぞれに個性を持ち、感情を持ち、描かれています。

片想い、両想い、幼なじみの恋。

6巻の帯の煽り文です。以上にビビっと来たら是非1読を。
キラメキ銀河町商店街_06ところで、最新刊の書き下ろしおまけのページ男女逆転漫画が素晴らしすぎる。
ミケクロが逆転しているのですが――。
クロ子かわいいよクロ子(*´Д`)
そしてサトの突っ込みが泣けるw

報われない、それこそ少女漫画の至宝
サトかわいいよサト(*´Д`)

関連リンク
白泉社:花とゆめ.com【トップページ】
キラメキ☆銀河町商店街 - Wikipedia
感想(考察) [ 2008/08/22 23:28 ]