もう表紙が全てを物語ってます最新刊
君に届け(10)。
この表紙、そして内容に歓喜してるやつ出てこい。
なにがニヤニヤ巻だ!シクシク巻じゃないか!通勤電車内で行きに2回帰りに2回も読んでニヤニヤしてる俺(27歳♂)キメェwww
10巻は誰が何と言おうと胡桃沢梅の巻である。通勤電車内で行きに2回帰りに2回も読んで泣いてる俺(27歳♂)k(ry
以下ネタバレを含みます
えらい人は言いました、
人間、恋が実っちゃおしまいだ!!
さて、ついに互いの想いを示した2人。
ええニヤニヤしましたとも。ニヤニヤしたけど、この場面を観て僕は泣きました。
梅が…いない。
本書を読むとわかりますけど、ここは読者がずっと待ってた場面。それを望もうと望むまいと、この作品が始まってからずっと迎えるべき場面でした。
しかし、しかしね、彼なり彼女なりを思っていた人物が彼らの行動を見て驚いたり嬉しかったり、色色とある中でね、風早にも爽子にも向かっていった
彼女の姿がないわけですよ。
そんなの知ったことではない幸せなそうな2人。
いや、これ見てニヤニヤしたし電車で読んでて吹いたけどもw
クラスに知れ渡り勝利のVサイン。かわいいな風早w
日記に書いた翌朝、それを読んで色色と確認する爽子。1人でこんな事してる娘とか何で持てないのか理解できんw
これは笑った。「
夢みたい」とぬかす風早に、「
夢じゃないっぽい」と爽子。ずっとすき、全部ほしい、これは夢ではない。繰り返す、これは夢ではない。くぁwせdrftgyふじこlp
個人的に
考えさせて下さいはウザかったw
2人を冷やかすためにデュエット曲をすすめる学友に対して怒るでもなく騒ぐでもなく爽子に「うたう?」って普通に聞いてる風早すげえかっけえよ。
恋愛に限らず、好きでいるのを堂々としてる人は素敵だよね。
私男だけど風早になら抱かれてもいい。
むしろ抱いて!
そんなわけでね、
ニヤニヤシクシク巻ですよ。
この作品素敵だなと思ったのは、やはり爽子の物語なのだな、と。
ここで終わらず、きちんと爽子が向かい合う、
彼女と。
人気者の風早なので爽子をひがむスイーツ(笑)が多く、かつては彼女自身もそうであったのだけど、2人の姿を見てとった彼女は。
「…何がおかしいのよ くるみ」
「…そんなんだから風早に好かれないのよ」
「は!?」
「だって貞子だよって……じゃああんたたちはなんぼのもんなのよ」
「何!?ケンカ売ってんの!?」
中略
「そーよ だってちょーどよかったの わたしとおなじくらい姑息そうだったから 自分から風早に告白もできないのに爽子ちゃんに嫌がらせはできちゃうんだもん」
「…なにさそんなの…! あんただって一緒でしょ!」
「一緒よ! 爽子ちゃん以外はみんな一緒よ」
泣きましたよ。ええ泣きましたよ。
前巻でケントにはなった平手と言い、憎らしいのは本当、だけど爽子の想いも風早が見てる先も全て知ってる…って感じがもうたえられん。爽子を「ちゃん」付けで呼んでるところにも、何か感じるよね。
ところで、爽子をおとしめようとしてた女の子も結構可愛いと思ったのは俺だけじゃないはずw
君に届けが
アニメに続いて実写映画化も発表されましたが、誰得ではあるものの、実写向きの作品だし正直アニメよりもドラマが先だと予想してたくらいです。
んで
別冊マーガレットの公式サイトで宣伝してますが、その画像がまた泣かせるのです。
爽子と風早じゃない、爽子と梅なんです。
この構図もまたね。上を見上げる爽子と下を向くしかない梅。
本書で完結と言えるぐらいの展開までも、そこで終わらずに最後の決着をつける2人。
誰が何と言おうと今回はニヤニヤできない(したけど)シクシク巻。
本作の心のヒロインは胡桃沢梅、彼女ですよ。椎名軽穂のコマ割
今回画像を撮影してた時に思ったのですが、僕が面白い、読者にとって大事な場面は左頁上部がとても多かった。右頁で煽り左頁でしめる。日本漫画の教科書のような作品だな、と思った。
年頃の恋愛と言うだけじゃなく、こういった実にわかりやすいコマ割などの配慮(演出)により、ここまで広く受けてるのかな、とおぼろながら思った。
全然関係ないけどamazonで【君に届け】検索したら
Hしたい娘を見つけた時の××裁判 ~俺の性欲、君の子宮に届け~ってエロゲが表示されて笑ったw
関連記事
関連リンク
Tags : 君に届け 椎名軽穂 少女漫画 別冊マーガレット