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隆盛がもたらす衰退、アルゼンチンでタンゴの伴奏に重宝するバンドネオンが入手困難なんだそう。 このエントリーをはてなブックマークに追加

晩飯喰いながらNHKのニュース観てたら、アルゼンチンバンドネオン問題が特集であって面白かった。

アルゼンチンと言えばタンゴ。そしてタンゴの伴奏と言えばバンドネオンである。
そして、今アルゼンチンではバンドネオンが入手困難で問題になっているそうだ。
僕は最初、日本における和服などと同様に、グローバル化に伴う独自文化衰退のような問題だと考えていたけど、少し違うようだった。
というのも、バンドネオンはそもそもドイツで作られて、それがアルゼンチンに渡りタンゴに貢献したそうなのだが、実はアルゼンチンは輸入に頼り自国でバンドネオンを製作(設計)する技術と知識に乏しく、そして更に問題を悪化させているのは、タンゴ人気が世界に広がりアルゼンチン以外の国への輸出が増え結果としてアルゼンチンで入手困難を招いた、と番組では紹介していた。
その現状を打破するためにバンドネオンの輸入出に関する法律を制定するかもしれん、ってところで番組は終わった。

タンゴの衰退とかではなく、それでいて求めるのに困難だというのは実に皮肉だ。
筋が違うかもしれないが、日本でも祭りが防犯上の理由で中止になったり、文化人類学系ではよく言われる、国内での日常、当然故に問題視されず衰退する文化を少し想った。

Tags : バンドネオン アルゼンチン タンゴ アコーディオン

未分類 [ 2009/03/18 00:03 ]

漫画版【魍魎の匣】が連載中の【コミック怪 Vol.06 2009年 春号】3月26日発売 このエントリーをはてなブックマークに追加

コミック怪 Vol.06 2009年 春号 京極夏彦 志水アキコミック怪 Vol.06 2009年 春号: コミック&アニメ: 京極夏彦 | 角川書店・角川グループ

京極夏彦原作【魍魎の匣】の漫画版が連載されているコミック怪ですが、コミック怪 Vol.06 2009年 春号の発売日が2009年03月26日決まっていました。
表紙も既に公開されてますが、相変わらず志水アキの描く京極堂はかっけえなあ、おい。
単行本も発売されてますが、本誌カラーページが単行本では一部白黒になっているのでファンならば本誌は絶対買いです。

【ニコニコ動画】【MAD】魍魎の匣~ほう~【コミック怪】


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京極堂・中禅寺秋彦と千鶴子夫婦に思う
『コミック怪 2008年 冬号 Vol.05』は11月28日に発売!!
原作・京極夏彦、作画・志水アキ『魍魎の匣』2巻は探偵・榎木津と里村紘市が登場
探偵・榎木津礼二郎に里村紘市も登場『コミック怪 Vol.04』
漫画版『魍魎の匣』2巻は8月18日に発売予定
京極夏彦の『百鬼夜行シリーズ(京極堂シリーズ)』が『鵺の碑』より出版社を変えて発売に
京極夏彦・原作のアニメ『魍魎の匣』放映日決定! 出演者・声優陣も公開。京極堂は平田広明。
アニメ『魍魎の匣』続報・主題歌は『ナイトメア』orz
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【MAD】魍魎の匣OPを映画『魍魎の匣』(村松崇継)に差し替えてみた【アニメ】
1万再生【MAD】魍魎の匣~ほう~【コミック怪】感謝感激

関連リンク
web KADOKAWA - 角川書店・角川グループ コミック怪
大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
映画 魍魎の匣【もうりょうのはこ】
日テレ系アニメ「魍魎の匣」(もうりょうのはこ)
志水アキ公式ホームページ@ヒゲズシ
京極夏彦作品オンリー同人誌即売会【眩暈坂上にようこそ!2】
京極夏彦 原作のアニメ『魍魎の匣』にぷよぷよが友情出演していた件。

京極夏彦作品オンリー同人誌即売会【眩暈坂上にようこそ!2】
京極夏彦作品オンリー同人誌即売会【眩暈坂上にようこそ!2】

コミック怪 Vol.06 2009年 春号 京極夏彦 志水アキ魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫) (文庫) 京極夏彦

Tags : コミック怪 京極夏彦 志水アキ 魍魎の匣

未分類 [ 2009/03/16 16:12 ]

[18禁]ツンデレが甘噛みフェラで攻める【純愛サディスティック】じゅら このエントリーをはてなブックマークに追加

純愛サディスティック じゅらじゅら待望の初単行本純愛サディスティック読んだ。
個人的には勿体ないというのが正直なところ。表紙も中身も絵は綺麗だし、凄くエロい。しかし、本書の半分近く収録されている続き物が実姉(表紙絵の二人がそれ)なので、僕は萎えてしまった。
表題作である純愛サディスティックは素晴らしかった。
ツンデレヒロインとヘタレ攻め男のコテコテ。だが、それがいい。
ツンデレがフェラするのに相手のを甘噛みで攻めるってのが凄く良かった。軽く歯形が残ってる描写なんてもうたまらんかった。
また、誘惑という話は、彼女がいる男に「2番目でいいから」と迫る健気腹黒攻めも良かった。結局ほだされてやっちゃう男の駄目っぷりがもう。
それともうひとつハツコイ。高校生の男女の話。失恋したヒロインに告白して付き合うことになるも、いざ致す段になって前彼との関係を邪推しヒロインを乱暴に扱ってしまう話なんだけど、生々しくて萌え萎え両論だと思う。

と実姉話を含めた話には触れず、気に入った話にだけ言及したけど、男S女M,女S男Mの両方パターンが収録されていて、女S男Mの女Sがどうにも馴染めなかった。所謂スキモノみたいでこう魅惑的ではなかった。
反面、男S女Mはおやくそくをおさえつつ実にエロい描写で良かった。
表題作純愛サディスティックが続きものでも良かったのでは、とも思う。まあその辺は好みでしょう。
受け攻めのバランスは良いし絵柄も良い。あとは設定(属性)の好みで賛否両論な印象。

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Tags : じゅら 純愛サディスティック 富士美コミックス 18禁コミック

未分類 [ 2009/03/16 00:36 ]

拝啓。新作ありがとう。これほど「おっぱい」を記した「おっぱい万歳」小説があったのかと驚愕と共に、読んでる黒髪の乙女の反応を目の当たりにしたいのも「やむを得ぬ」素敵小説【恋文の技術】森見登美彦 このエントリーをはてなブックマークに追加

恋文の技術 森見登美彦※以下、引用と軽いネタバレがあります。
森見登美彦おっぱい小説新刊【恋文の技術】読んだ。
前作【美女と竹林】がイマイチだったけど今作は良かった。
文通している手紙の内容だけが本文であるのに、相手の手紙は一切記されず(引用という形で一部書かれてるけど)、主人公、守田一郎の手紙でのみ進行していくのが、文学的な曖昧さもあって小気味よく素敵だった。
それと、それにしてもこの森見、ノリノリであると言いたくなるくらい、おっぱいに白熱していた。
誰か「おっぱい」が何回書かれたか統計とらないかなw
素晴らしい「おっぱい」小説だった。
どれほど素晴らしいかと言えば、以下の通りである。

中高生や高校生ではあるまいし、いつまでもおっぱいにこだわっていては、立派な大人にはなれやせん。もっとほかに見るべきところが色々とあるだろう、うなじとか、えくぼとか。

かつてフランスの哲学者デカルトは、徹底的な懐疑を通じて確実な真理に迫ろうとした。我思うゆえに我あり、という有名な言葉を知っているだろう。君の目前にある、今そこにある乳の存在について徹底的な懐疑の念を持ってみるべきだ。今そこにあるおっぱいは、いったい何か。それを飽かず見つめている己は、いったい何か。それを繰り返し問い続けるうちに、おっぱいは世界の中で君と対峙する一つの純粋な存在として抽象化され、気を理不尽に魅了することをやめるであろう。たぶん。これを「方法的おっぱい懐疑」という。

例のO-81絶対主義の件については後ほど電話します。


以上の引用だけだと凄く誤解されそうだが、それは恐らく誤解ではないので先へ進む(他にも素晴らしいところは名言・格言・科白集に引用してある)。
森見登美彦の既刊を読んでいる読者なら間違いなく楽しめるだろう。彼女が幸せならば、それでいいのです。俺は手を引こう。手を出してもいないのに手を引こう。人間、恋が実っちゃおしまいだ。などなど、彼らしい皮肉と自虐と、そしてちょこっとロマンチックな作品であり、処女作と代表作品に並べてみても[太陽の塔恋文の技術夜は短し]って感じだった、僕個人にとっては。
特に妹が兄(守田一郎)へ送った詩は声をあげて笑ってしまった。

蛇足だが、僕は意中の女性に「誕生日に何が欲しい?」と聞かれて「手紙」と答えたら、結局何も貰えなかった経験がある。その彼女に是非とも本書を読んで欲しいと思った。
更に蛇足だが、その後、その女性には振られている。
森見登美彦よ、素敵な恋を我に与えたまえ!!www

そんなやむを得ぬ素敵小説です(え

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恋文の技術 森見登美彦

Tags : 恋文の技術 森見登美彦 おっぱい 小説

未分類 [ 2009/03/15 20:38 ]